米NBCの人気深夜トークショーの司会者候補に超毒舌男ハワード・スターン浮上

司会者を変えながら長年続いてる米NBCの人気深夜番組「レイト・ナイト」の来期(2013-14年)司会者候補に、皮肉屋で辛口、卑猥トークを得意とするラジオパーソナリティのハワード・スターンの名が挙がっている。

NBCは来期、11時35分から放送されている「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」のジェイ・レノを降板させ、12時35分から放送されている「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」のジミー・ファロンを後釜司会者に就任させる計画を進めている。そのため、ジミー・ファロンが抜けた後の「レイト・ナイト」新司会者を誰が務めることになるのかが、注目されている。

米ニューヨーク・ポストによると、NBCは、現在同局で放送されている人気オーディション番組「America’s Got Talent」の審査員をしているハワード・スターンを、「レイト・ナイト」の新司会者にと考えているとのこと。

過激なラジオパーソナリティとして人気の高いハワードは、問題発言は多いが、トークの神様とまで言われている人物。昨年夏に審査員として出演契約を結んだ「America’s Got Talent」以前にもTV界に進出しており、90～92年までニューヨークで「The Howard Stern Show」が放送されていたほか、94年から11年間、E!でラジオ番組の30分バージョンが放送。98年にはCBSで、毎週土曜日に「The Howard Stern Radio Show」がオンエアされた。

人気は高いが、過激な発言などリスクも高いとされるハワードだが、NBCは、「America’s Got Talent」での活躍ぶりを見て、「レイト・ナイト」の司会者という大役を任せても大丈夫だと信頼するようになったのかもしれないと、一部メディアは伝えている。