ドナルド・トランプ、女性セレブへの数々の中傷発言が明らかに！ 「クロエ・カーダシアンは太った豚」

女性蔑視発言を繰り返し問題となっているアメリカ大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(70)だが、セレブたちに対しても同じように中傷的な発言をしていたと、Independent誌などが報じている。

2005年に「スターなら、女に何でもできる」という発言をしていたことが判明したり、また、次々と浮上しているわいせつ行為の疑いに対し、「彼女たちの外見をみれば、私がやってないということがわかるだろう」など、女性蔑視とみられる発言をしているトランプ候補。彼は「ミーン・ガールズ」で知られるリンジー・ローハン(30)、「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」のクロエ・カーダシアン(32)に対しても、女性差別的な発言をしていたという。

CNNが公開した2004年のラジオインタビューの音源によると、パーソナリティーのハワード・スターンが「きっとメラニア(トランプ候補の現妻)をリンジー・ローハンに代えたくなりますよ」と言うと、トランプ氏は「リンジー・ローハンについてどう思う?」は問いかけ。

ハワードは「セクシーだと思いますよ」と返すと、「それならそばかすを好きにならないとな。彼女の胸をちゃんと見たことがあるんだけど、そばかすだらけだった。そばかすが好きなのかい?」と答えた。

その後ハワードは「リンジーのような問題を抱えたティーンとのセックスをイメージできますか?」と聞くと、トランプ候補は「そうだね、君は正しいよ、彼女はかなり問題のある子だから、ベッドでは最高なんだ。どうして問題をもった女の子って、いつもベッドではすごい良いんだろうね」と返答した。外見についての発言だけでなく、当時18歳の女性とのセックスについて語るなど、問題発言が多くみられた。

この発言に対し、リンジーのマネージャーは「今彼女はポジティブな出来事に焦点を当てており、彼女は大統領候補のトランプ氏の発言は無視することにしています。彼女は貧しい世界中の子どもたちを助けることに情熱を注いでいます」と答え、トランプ氏のコメントには反応しないことに決めているようだ。

また、彼がホストを務めた番組「アプレンティス」に出演したクロエ・カーダシアンをクビにした理由は、彼が彼女の外見が気に入らなかったからだという。

「アプレンティス」は、NYを舞台に出された課題を、参加者がチームで取り組んでいくという番組。彼が参加者たちのビジネスマンとしての適性をチェックし、参加者の中で最後まで残った人は、トランプの会社に入社し、25万ドルの年棒を受け取れるというリアリティ・ショー。

毎回脱落者を出していくのもこの番組の特徴で、脱落者に向けて言い放つ「君はクビだ!」というセリフは全米の流行語になるほどの人気があった。

この番組のシーズン8に参加していたクロエ・カーダシアン(当時24歳)は、6エピソード目で脱落してしまったのだが、その理由は、彼がクロエを外したかったからだという。

番組のエディターは「彼は単に彼女を脱落させたかった。彼はクロエをピグレットと呼んでいたよ」と、Huffing Post誌に証言した。「なんだこいつは?もっとセクシーなやつを呼べないのか?」とも発言していたという。

別の情報筋も、この発言があったことを証言。「クロエをクビにしない?あいつは太ったピグレットだよ。なんで醜いカーダシアン家のやつがいるんだよ」という旨の発言をしていたようだ。

また彼がカーダシアン家姉妹を中傷したのはクロエだけではない。2013年のインタビューで、妊娠中のキム・カーダシアンについて「彼女、ちょっと大きくなったよね。痩せてる時に着るドレスを着るべきじゃない」と発言していた。