英人気ガールズグループ「ガールズ・アラウド」が解散!「産後もタイトな衣装を着るのはムリ」

英人気ガールズグループ「ガールズ・アラウド」が、結成10周年を記念して行った再結成ツアー終了直後にツイッター上で解散することを発表した。ツアー活動をしながら妊娠、出産することは難しいと考えたからだと伝えられている。

2002年に、英オーディション番組「Popstars: The Rivals(原題)」の優勝者たちで結成したガールズ・アラウドは、数々のヒット曲をとばし第二のスパイス・ガールズとして人気を博した。2009年に「それぞれがソロの道を進みたい」として活動を停止したが、その後、2012年11月に結成10周年を迎えたのを機に、記念チャリティ・シングル「Something New」をリリース。

続けて、グレイテストヒッツ・アルバム「Ten」をリリースし、今年2月からツアー「Ten: The Hits Tour」を開催。3月20日に、この再結成ツアーの最終日をリバプールで迎えた。

なお、2011年に米版「X ファクター」の審査員に抜擢されたものの、すぐに降板してしまったシェリル・コールは、このガールズ・アラウド出身であり、彼女はソロアーティストとしても大成功。2008年よりイギリス版「X Factor」の審査員として絶大なる人気を誇るようになった。

ガールズ・アラウドは、ツアー終了から数時間後、ツイッター上で「アラウダーのみんなへ。心の底から、ありがとうって言いたいわ! このツアーは最高の経験になったし、この10年間、私たちと一緒に歩み応援してきてくれて、ありがとうって伝えるのに絶好の機会になった」とツイート。

続けて「私たちが夢見ていたことを、超えてしまったわ。こんな私たちに、みんな、ずっとインスピレーションを感じてほしい。夢は叶うんだってね。みんなの愛とサポートは、永遠に私たちと一緒よ。でもね、私たちがガールズ・アラウドとして活動する時間は、もう終わりを迎えたの。たくさんの愛をこめて」とコメント。解散することを、正式に発表した。

英The SUN紙によると、ガールズ・アラウドのメンバーたちは、産後に今と同じコスチュームを着てパフォーマンスを行うことは不可能だと感じたため、解散することを決意したとのこと。

しかしその一方で、メンバーの1人ネイディーン・コイルは「みんなに知ってほしいの。私は解散決定について一切関わっていないって。どうしても止められなかったのよ。私は最高の時間を過ごした。これからも突き進んでいくわ」と発言。解散の裏には、なんらかの事情があったことを匂わせている。

【動画】ガールズ・アラウド「Sound Of The Underground」PV