「ドクター・フー」50周年特番に9代目ドクター、クリストファー・エクルストンは出演しないことが判明

今年で50周年を迎える英国の人気ドラマ「ドクター・フー」。50周年を記念して製作される50周年特別番組に、9代目ドクターを演じたクリストファー・エクルストンが出演しないことがわかった。

エクルストンの番組不参加は、英タブロイド紙Daily Starの報道がきっかけで明らかになった。Daily Starは、9代目ドクター、エクルストンの特別番組への出演について報道。「2005年にドクターを演じたエクルストンは特別番組への出演に同意したが、撮影が始まる直前に参加しないことになった」との記事を発表。

しかし、その後、英BBCがDaily Starの記事を否定。エクルストンは当初から50周年特別番組には出演しないことになっていたとのことだ。

「クリストファーとスティーブン・モファット(製作総指揮)は、50周年特別番組について、何度か話し合いを行いましたが、熟考の結果、クリストファーは番組に参加しないことにしました。彼は番組の成功を祈っていました」

「ドクター・フー」は旧シリーズ終了後、クリストファー・エクルストンを9代目ドクターに迎え、2005年より新シリーズがスタート。その後人気は留まるところを知らず、世界中で番組のファンを魅了し続けている。

この特別番組には現在11代目ドクターを演じるマット・スミスはもちろん、10代目ドクターを演じたデイヴィッド・テナントと彼のコンパニオン、ローズ役を演じたビリー・パイパーが出演することが先日発表されており、ジョン・ハートやジョアンナ・ペイジなどのゲスト出演者の名前も続々と明らかになっている。

なお、ドラマでキャプテン・ジャック・ハークネス役を演じたジョン・バロウマンも自身のツイッターで出演を否定している。