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人気海外ドラマ「glee」があの事件をテーマにしたエピソード放送! 賛否両論の声[ネタバレ]

2013年4月13日
※この記事には「glee/グリー」日本未公開エピソードのネタバレが含まれています





アメリカで放送された大人気海外ドラマ「glee/グリー」最新エピソードが波紋を呼んでいる。

話題となっているのは4月11日に全米で放送された、シーズン4、18話“Shooting Star”。その中で“銃乱射事件”がテーマとして取り扱われた。

アメリカでは昨年の12月に米東部コネティカット州ニュータウンにあるサンディフック小学校銃乱射事件が発生。幼い児童20名を含む26名が亡くなった。

この悲劇からわずか4ヶ月後、これまでも同性愛や自殺など難しいテーマを取り扱ってきた「glee」がこの銃乱射事件を取り入れたエピソードを放送したのだ。

放送直後からさまざまなメディアがこのことを報道。そして「glee」のキャストらも次々と今回のエピソードについてコメントしている。

レイチェル役のリー・ミッシェルは自身のツイッターで「今夜のエピソードはとてもパワフルで感動的だった。このショーに関わることができるなんて本当に光栄」とツイートした。

ティナ役のジェナ・アウシュコウィッツは、「最初はここまでやるってことに戸惑ったわ。緊張もしていたけど、やる気に満ち溢れていた。だって私たちがやろうとしていることは、影響も大きいし、とてつもないほどリアルだから」とコメント。

ジェイク役のジェイコブ・アーティストは、「今回のエピソード、特に部室での緊迫したシーンは素晴らしいって多くの人が思ってくれると思っている。通常のエピソードとは大きく違っていたし、それでショーの方向性も変わっていったはずだ。僕らは役者としてそれに取り組むことができて本当に興奮した」とコメントしている。

難しいテーマを果敢に取り上げたことを評価するメディアがある一方、事件が起きたサンディフック小学校があるコネチカット州ニュータウンの住民には怒りを感じている人も多いようだ。

「私たちは現在、苦しみから立ち直っている最中です。しかし、警告が与えられなかったことで、閉じようとしていた傷口が再び開いてしまうのです。脚本家やプロデューサーの方々がニュータウンの住人に連絡を取らなかったことは大きな過ちです。」と子供を持つ父親であるアンドリュー・ペイリー氏はコメントしている。

被害者や関係者に対して、放送局からの事前の通告は一切なかったようで、普段と同じようにテレビを見ていて、唐突にこのテーマが取り上げられたことでショックを受けた人が少なからずいたようだ。

このように評価が分かれるエピソードではあったが、視聴者数は前回のエピソードより20%上昇。「glee」の挑戦が多くの視聴者の関心を引いたことは間違いないようだ。
 
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