グウィネス・パルトロー「もっとも美しい女性」に選ばれるもギモンの声も

映画「恋に落ちたシェイクスピア」や「アイアンマン」シリーズなどの出演で知られるオスカー女優、グウィネス・パルトロー(40)が、People誌の選ぶ「もっとも美しい女性2013年版」に選ばれた。一方でアメリカ国内では冷ややかな反応が見られるようだ。

24日、グウィネス・パルトローが「もっとも美しい女性」に選ばれ、People誌の表紙を飾ることを、各メディアが一斉に報道した。現在は「アイアンマン3」のプロモーションで大忙しのグウィネスは、次のように喜びのコメントをしている。

「最初にこのことを聞いたとき、誰かが冗談を言って私で遊んでるんだと思ったわ。3回(受賞を知らせる)メールを読み返したの」

このリストには、ほかにケリー・ワシントン(36)、アマンダ・サイフリッド(27)、ジェーン・フォンダ(75)、ジェニファー・ローレンス(22)、ケリー・ローランド(32)、ハル・ベリー(46)、ドリュー・バリモア(38)、ピンク(33)、ズーイー・デシャネル(33)など、名だたる女優・歌手の面々が名を連ねている。

しかし一方でグウィネスが「もっとも美しい女性」に選ばれたことについて、批判的な見方も少なくないらしい。グウィネスは、先日発表された「ハリウッドで最も嫌われているセレブ」ランキングの一位に選ばれたばかり。もっとも嫌われているセレブが、もっとも美しい女性に選ばれたことに、違和感を覚える人も多いようだ。

米Los Angeles Timesが読者に向け実施中の「あなたはグウィネスが2013年もっとも美しい女性だと認めますか?」というアンケートでは、イエスがおよそ400票に対して、ノーと答えた読者は1800人分にも上る(25日16時現在)。およそ10人に8人はグウィネスの美を認めない計算だ。

料理本を出せばこだわりすぎたレシピに「庶民の台所事情を一切わかっていない」と批判され、「嫌われセレブランキング」では、かつて暴力事件を起こしたクリス・ブラウンをおさえてナンバーワンに選ばれてしまうグウィネス。People誌の選ぶ基準には、People(人々)の評判は考慮されていないのだろうか?