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ベッカム登場に中国のファンが大パニック! 流血・けが人続出でイベント取りやめに[動画あり]

2013年6月22日
群衆に取り囲まれるデヴィッド・ベッカム群衆に取り囲まれるデヴィッド・ベッカム
英Telegraphより
昨シーズン限りで引退を表明した元イングランド代表サッカー選手デヴィッド・ベッカム(38)が中国を訪れた。スターの訪問に、とんでもない混乱が起きてしまったようだ。

今月20日に、上海の同済大学を訪れ、同校のサッカー練習を見学する予定だったベッカム。しかし大スターの登場に、学生や一般市民があまりに興奮しすぎて、現場は大混乱の様相だ。英Telegraphがその様子を動画で公開している。

【動画】もはやベッカムがどこにいるのかすらわからない・・・ ※歓声が大きいので、音量に注意


1000人近くのファンが、ベッカムを一目見るためこの場を訪れたようだが、車を降りたベッカムに彼らはいっきに殺到。一気に大混乱に陥った。写真を撮るため、多くのファンが押し寄せたという。

現地新聞は、この騒ぎで2名のセキュリティガードと、2名の大学側スタッフ、そして1名の留学生の合わせて計5人がケガをしたとされ、朝日新聞など国内報道機関は、この留学生は日本人だと報じている。

現場に居合わせた女子学生は、「もう少しで死ぬところだった」と混乱の全容を語った。

「ベッカムの写真を撮りたかったけれど、人々がずっと押し続けてきた。混雑から出たかったけどそれも出来なかった。先生方が“押すな!”って叫んでたけど、男の子たちはやめなかったわ。足が胸に押し付けられて、息ができなかった」

彼女の証言を裏付けるように、血を流した学生と思われる人物が、警官に介抱される写真などが、ソーシャルメディアにはアップされている。

また、ベッカム自身は混乱のため、予定通りにイベントが行えず立ち去らざるを得なかったことを謝罪。

「ピッチに出て、チームを見学できなかったことを申し訳なく思います。ものすごい人ごみから出ることができなかった」

また、ケガ人に対しては、「一刻も早い回復」を祈っているとした。