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ジム・キャリー、出演作「キック・アス2」は暴力的すぎると自らディスる!?

2013年6月24日
映画「マスク」「イエスマン “YES”は人生のパスワード」など、コメディ俳優として、日本でも人気の俳優ジム・キャリー(51)が、自身の最新出演作「キック・アス2」を「暴力的すぎる」と批評し、波紋を広げている。

映画「キック・アス」は、同名コミックを原作としたヒーロー映画で、2010年に公開された。物語は、スーパーヒーローにあこがれる冴えない少年、デイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン・23)が、自分もヒーローになろうと思い立ち、スーツを着て“キック・アス”と名乗り、ヒーロー活動を開始するところからはじまる。スーパーパワーを持たないただのオタク少年が勇気を振り絞り、傷だらけになりながらも悪に立ち向かうストーリーは大ヒット。戦闘訓練を積んだ少女ヒーロー“ヒット・ガール”役を、当時11歳のクロエ・グレース・モレッツ(16)が好演したことも、大きな話題を呼んだ。

そして今年、満を持して「キック・アス2」が公開。アーロン、クロエに加え、スーパーヒーローグループ「ジャスティス・フォーエヴァー」のリーダー、ストライプ(スターズ大佐)役でジム・キャリーが出演している。

ところが今月23日、ジムは「キック・アス2」を否定するような、ネガティブな意見をツイートしている。その背景には、昨年末に起きた衝撃的な事件があった。

ジムに大きな影響を与えたのは、昨年12月に、アメリカ、コネチカット州のサンディフック小学校で起きた、銃乱射事件。児童20人を含む26人が死亡した痛ましい事件を受けて、ジムの考えは大きく変わったようだ。

彼は「映画の撮影を行ったのは、事件が起きる1か月前だった」とし、現在の心境を語る。

「いま、良心に従って、あのようなレベルの暴力映画を、サポートすることはできない」

一方でジムは、このような意見を公にしたことを、関係者に謝罪した。

「映画に関わった人々に、申し訳ないと思う。(映画に出演したことを)恥じているわけではなく、ただ最近の事件がぼくの心に変化を与えたんだ」

米TMZは、ジムの「サポートできない」という言葉が、全米にて8月に公開される同映画のプロモーションに一切不参加という意味であれば、その影響は大きいだろうと予想している。

同サイトはこの件に関し、映画の配給元である米ユニバーサル・ピクチャーズに問い合わせを行ったが、現在のところ返答は得ていないという。
 
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