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「Rome」の撮影スタジオで火事

2007年8月13日
米HBOチャンネルで2005年から2007年3月まで放送されていた古代ローマが舞台のドラマ「Rome」の撮影が行われていたローマ郊外に位置する撮影スタジオでイタリア現地時間9日火事があった。

現地消防局が発表した内容によると、消火作業開始3時間後に火は消し止められたもののスタジオの一部である32,000スクエア・フィートが焼けたとのこと。原因は放火ではないかと見られている。

火事があったのは、メル・ギブソン監督の映画「パッション」など数多くの映画やドラマが撮影されてきたチネチッタ・フィルム・スタジオ。717,000の敷地面積内には映画セット、事務所、庭、ビルなどがあり、火事現場には高引火性物質が多くあったとのことだが幸い負傷者は出なかった。

火事は「Rome」撮影に使用されたセットの一部を燃やしてしまったが、メインセットは無事だったとのことだ。

「Rome」はHBOと英BBCが製作費200億円をかけて共同製作した、古代ローマが舞台の愛と策謀の物語。エミー賞8部門にノミネートされうち4部門で受賞している。