マイケル・ジャクソン＆フレディ・マーキュリーの幻のコラボ曲、リリースへ

2009年に亡くなった“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンと、1991年に亡くなった英ロックバンド・クイーンのフレディ・マーキュリーが生前に収録していた、幻のデュエット曲3曲が今年リリースされることがわかった。

米Billboardによると、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイは、2011年にマイケル・ジャクソン財団からこの楽曲を仕上げる許可を得たという。そしてこの2年間、長い付き合いのあるバンドメイトのロジャー・テイラーと、プロデューサーのウィリアム・オービットと共に作業を続けてきた。現在はレコーディングの最終段階に取り掛かっているという。

この楽曲は、ちょうど30年前の1983年に収録されたもの。しかし、その収録中にマイケルとフレディが仲違いしてしまったことから、楽曲はお蔵入りとなってしまった。

クイーンのマネージャー、ジム“マイアミ”ビーチによると、2人の不和は、マイケルがスタジオにリャマ(ラクダ科の動物)を連れてきたことから生まれたという。

「マーキュリーが『マイアミ、迎えに来てくれないか?俺をここから連れ出してくれ。リャマとレコーディングしてるんだ』って電話してきたんだ」

一時はリャマによって幻となってしまった楽曲がついによみがえる時がやってきたようだ。(詳しいリリース予定は未定)