「glee」シーズン６で終了の可能性 ＆ コーリー追悼エピのテーマは「薬物依存」 [ネタバレあり]

人気海外ドラマ「glee/グリー」が、あと2シーズンで終了する可能性が出てきた。

米FOXエンターテイメント社長ケヴィン・ライリーは8月1日、TCA(テレビ批評家協会)主催の秋のTVプレビューにて記者たちの質問に答え、「glee」が2014年からスタートするシーズン6で終了する可能性があると発言した。(シーズン5は今秋より全米放送スタート予定)

「私は『glee』がいつまでも続くとは思っていません」「これからどんな展開があるかはわかりませんが、物語の結末に向けて2つのはっきりとしたストーリーが考えられています。でも、新しい生徒たちが入ってきて人気が爆発するようなことがあればまた違った展開になるかもしれません。しかし、現時点ではあと2シーズンを想定しています」

「glee」はすでに、今秋からスタートするシーズン5に加え、シーズン6までの制作・放送が決定している。シーズン5は、9月26日(木)に全米で放送スタート予定。ビートルズのトリビュートエピソードが2話放送された後、3話目(10/10米放送)で、7月に急逝したコーリー・モンテース(享年31)のトリビュートエピソードが放送される。

ケヴィン・ライリーは、このコーリー・モンテース追悼エピソードについても言及。薬物依存がテーマになることを明らかにした。[以下ネタバレあり]



「そのエピソードでコーリーのキャラクター(フィン)が物語を去ることになります。そしてそのエピソードは薬物依存、そしてコーリーの死にまつわる状況を直接、扱うことになります」

しかしライリーは、エピソードの中で、コーリーが演じるキャラクターフィン・ハドソンが薬物の過剰摂取で死に至るということを必ずしも意味しない、ということを付け加えた。

さらにライリーは、同エピソードで共演者たちが、コーリーの死や薬物依存について語るコーナーを設けることも明らかにした。そして、同エピソードの音楽から得られた収益は児童に奨学金を提供するための基金を設立するために使われるという。

第3話のコーリー追悼エピソード放送後、「glee」は休止期間に入ることも確認された。「リセットするための自然な休止」だとライリーは表現した。