インド人もビックリ！ マンデラ氏を称える追悼看板を建てたつもりが、写真をモーガン・フリーマンと間違える

12月5日に死去した、南アフリカ元大統領ネルソン・マンデラ氏(享年95)の偉業は遠く海を越え、インドでも称えられるものだった。同国の都市コーヤンブットゥールには、故人の功績をたたえ、“写真”を大きく用いた看板が建てられた。が、しかしよく見ると…

米Perezhiltonは、同看板を「史上最悪のうっかり看板」と報道。それもそのはず、「ネルソン・マンデラ」として掲げられた看板に用いられている写真は、なんと俳優モーガン・フリーマン(76)のもの。マンデラ氏の写真ではなかったのだ。看板にはマンデラ氏(実はモーガン)のほか、マハトマ・ガンディー、マザー・テレサ、キング牧師ら、「人類の平等」のため戦った20世紀の偉人たちの写真が並べられているが、マンデラ氏の写真のみ取り違えられてしまったようだ。

同メディアは、看板に描かれたタミル語の文章を英訳。それによると、看板には「彼らが生きた時代の一部になれたことを、我々は誇りに思う」と書かれているという。確かにモーガンも、“我々”、そしてマンデラ氏と同じ時代を生きてはいるが…

マンデラ氏本人の口から「自分を演じてほしい俳優」として名を挙げられ、映画「インビクタス/負けざる者たち」(2009)で、ネルソン・マンデラ役を演じた経験のあるモーガン。このうっかりミスの原因は、そこにあると思われている。

なお、この件でツッコミを受けたこの看板のデザイナーは「正しいマンデラ氏の写真に交換します」と答えたそうだ。