第48回スーパーボウル、ブルーノ・マーズのハーフタイムショーが番組史上最多視聴者数を記録

2月2日にニュージャージー州イーストラザフォードで開催されたアメリカ最大のスポーツ・イベント、第48回スーパーボウルのハーフタイムショーが、番組史上最多視聴者数を記録したことが明らかになった。

米FOX局は3日、ニールセンの調査結果として、ブルーノ・マーズとレッド・ホット・チリ・ペッパーズが行ったスーパーボウルのハーフタイムショーを、1億1530万人が視聴したと発表。

スーパーボウルでは、試合の前半戦と後半戦の間にもうけられているハーフタイム(中休み時間)に、視聴者がテレビから離れないようにと、人気歌手やバンドにパフォーマンスを行わせており、毎年、大注目を集めている。これまでハーフタイムショー視聴率トップだったのは、2013年のマドンナで1億1400万人。続いて昨年のビヨンセで1億1080万人となっていたが、今年、パフォーマンスを行ったブルーノ・マーズはこれを超える視聴者を獲得し、ハーフタイムショー史上最多記録を更新した。

ブルーノ・マーズは、ジェームス・ブラウンが得意だったキレのあるダンスムーブや、ドラム独奏を披露したり、特別出演したレッド・ホット・チリ・ペッパーズのヒット曲「Give it Away」を一緒に熱唱したり、バンドの代表曲「Just the Way You Are」をしっとりと歌い上げるなど、見ごたえあるショーを行い、会場を大興奮の渦に巻いた。

【動画】 第48回スーパーボウル　ブルーノ・マーズのハーフタイムショー映像


今年のスーパーボウルはシーホークスが圧倒的な強さを見せブロンコスを43-8で破り初優勝を遂げたが、試合を通しての平均視聴率も、アメリカで放送された歴代のTV番組の中で最多視聴者数となる1億1150万人を記録したと伝えられている。

なお、スーパーボウル生中継の直後に放送された、「New Girl / ダサかわ女子と三銃士」も260万人と高い視聴者数を獲得。同番組ではゲスト出演したプリンスが新曲「PretzelBodyLogic」を披露し、こちらも大きな話題となった。