リアル「天使にラブ・ソングを…」!? イタリアのオーディション番組に出演した修道女に話題沸騰！ その歌声が急遽配信開始

イタリアのリアリティ音楽オーディション番組「The Voice Of Italy」に出演した修道女シスター・クリスティーナが全世界のネットで話題になり、その歌声が急遽配信開始となった。

「The Voice」は2010年にオランダで開始され、アメリカやイギリスを含め全世界20か国以上で各国版が放送がされている人気番組。アメリカ版ではアダム・レヴィーン(Maroon 5)やブレイク・シェルトン、クリスティーナ・アギレラなど、イギリス版ではウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)やカイリー・ミノーグなどといったトップ・スターが審査員を務めていることでも有名である。

今回話題になっているのは、3月19日放送のイタリア版の「The Voice」に出演した一人の修道女。この回では“ブラインド・オーディション”という、ステージに背中を向けて座る審査員たちが出演者の歌声だけを聞いて判断する審査が行われ、彼女が歌うアリシア・キーズの「No One」の歌声を聴いて振り返った審査員たちは、その歌声の主が修道女であることを知りビックリ。この模様が公式YouTubeチャンネルに掲載されると、そのギャップのある歌声とチャーミングな彼女の姿は大きな話題となり、3日間で再生回数は1000万回、4月14日までに4,400万回以上再生されている。

【動画】
シスター・クリスティーナ出演の「The Voice Of Italy」公式動画
(彼女のパフォーマンスは冒頭から2分ごろまで)


一躍話題となったこの女性の名前は25歳のシスター・クリスティーナ(Suor Cristina Scuccia)。小さいころの夢は歌手になることだったシチリア出身の彼女は、現在、ミランの修道院で生活している。所属する修道院が2008年に音楽ホールを作ることになったことをきっかけに再び本格的に歌い始めたという。フランシスコ法王の「外に出て神の御言葉を広めなさい」という言葉や修道院長からの勧めもあり、今回「The Voice」に出演することになったそうだ。

この大きな反響を受け、彼女が歌った「No One」を含む、ブラインド・オーディション出演者たちの歌声を収録したアルバム「The Voice Of Italy - The Best Of Blind Auditions」が急遽配信されることとなった。このアルバムではまさにリアル「天使にラブ・ソングを…」と言わんばかりのな彼女の素晴らしい歌声を堪能できることだろう。


■ リリース情報
ヴァリアス・アーティスト
「The Voice Of Italy - The Best Of Blind Auditions」(iTunesリンク)
https://itunes.apple.com/jp/album/voice-italy-best-blind-auditions/id855149956

価格:600円