アレック・ボールドウィン、ニューヨークの街を自転車で逆走し逮捕！ それにブチきれ警察を罵倒「バカさあふれるカーニバルだ」

大物俳優アレック・ボールドウィンが12日、ニューヨークで逮捕された。E!Onlineなどが伝えている。

朝10時頃ニューヨークで自転車を漕いでいたアレック。そんな彼はニューヨークでも有名な地区、5番街あたりで警察に「自転車で逆走していたから」という理由で止められてしまう。しかしここで彼はIDの提示を求められるも所持しておらず、また、このあたりから彼の言動がとても攻撃的になってきたことなどから警察に逮捕されてしまった。そもそも、警察はIDの提示を求めた際に本人がそれを所持していない時点で逮捕されるという決まりがあるのだとか。



現在はすでに警察から開放され家族のいる元に戻ったというアレックだが、逮捕されたことに対して不満だらけのよう。ツイッターで「モレノ警察官、バッジ番号23388が俺のことを逮捕して手錠を掛けたんだ。5番街で間違った方向に進んでいたからという理由で」「しかしそんな中、俺の家の外ではまた俺の娘をカメラマンが怖がらせてカメラが当たる寸前だったんだ。なのに警察は何もしなかった」などと、警察の怠慢を指摘。さらに怒りが収まらない様子の彼は「ニューヨークはきちんと管理されてない、バカさあふれるカーニバルのようだ。彼らは収入のために良い行為を犯罪化してしまうんだ」などと、自分の行為を正当化するようなコメントを連発している。

彼は有名人である生活に飽々しているようで、今年のはじめ、雑誌への寄稿で「もうすべてが公になってしまう生活にはグッバイだ」「俺はこうやって30年間生きてきたんだ。もういやだよ」とコメントしていたばかりだった。カリフォルニアへの移住を考えているという彼も、この事件でさらに移住への気持ちが高まるかもしれない。

実は、彼の弟で同じく俳優のスティーヴン・ボールドウィンも5月のはじめに、期限を過ぎた免許で運転をしていた罪でニューヨークで逮捕されたばかり。同じ月に兄弟揃って逮捕されてしまうという、ボールドウィン家にとってはトホホな状況が続いてしまっているようだ。