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「ギルモア・ガールズ」プロデューサーがWBTVを訴訟

2008年12月29日
米CWネットワークで2000年から2007年5月放送の人気ドラマ「ギルモア・ガールズ」を手がけたギャヴィン・ポローネが、ワーナー・ブラザーズTVを相手取り訴訟を起こした。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、アメリカ現地時間12月24日に「ギルモア・ガールズ」を制作したプロダクションHofflund/PoloneがWBネットワークを設立したワーナー・ブラザーズTVを契約不履行で訴えた。Hofflund/Poloneは、「ギルモア・ガールズ」の製作総指揮者ギャヴィンが映画「パニック・ルーム」などを手掛けたジュディ・ ホフランドと共に立ち上げた制作会社であり、ロサンゼルス上級裁判所に提出した書類によると、同社がワーナー・ブラザーズTVと2002年に結んだ修正契約にはドラマの収入から実費用を引いた合計額のうち一定の%を修正調整額として支払うと記されていたが、実際には支払われていないという。

数字は提示されていないが、Hofflund/Poloneは100万ドル(日本円で約9千万円)単位の損害賠償を求めるとみられている。

「ギルモア・ガールズ」は、コネチカット州に住む32歳のシングルマザー、 ローレライ・ギルモアと 16歳の娘・ローリーを中心に友情、恋愛、家族との絆などさまざまな出来事を描いていくヒューマンドラマ。シーズン1からシーズン7を通して常に高い視聴率をキープしている大ヒット番組で、エミー賞など多くの賞を受賞している。同番組のシーズン1から6まではWBネットワークで放送され、シーズン7はCBSとタイム・ワーナーがUPNネットワークとWBネットワークを合わせ設立したCWネットワークで放送された。

ワーナー・ブラザーズTVは、制作している人気ドラマ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ 」の放送局CBSネットワークを相手取り490万ドル(日本円で約4億4千万円)の訴訟を起こしたばかり。