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4人の俳優が12年間家族を演じた映画「6才のボクが、大人になるまで。」オスカー戦線に一番乗り! 海外サイトの下馬評で最有力候補に

2014年9月26日
映画「6才のボクが、大人になるまで。」より映画「6才のボクが、大人になるまで。」より
「恋人までの距離(ディスタンス)」から始まるビフォア・シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督最新作にして、最高傑作との呼び声も高い映画「6才のボクが、大人になるまで。」が11月14日(金)より公開となる。

2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で上映されるやいなや世界を驚かせた「6才のボクが、大人になるまで。」。同映画祭でリンクレイター監督に2度目の監督賞(銀熊賞)をもたらした本作は、6歳の少年メイソンとその家族の変遷の物語を、同じ主要キャストで12年に渡り撮り続けた画期的なドラマとなっている。

【動画】映画「6才のボクが、大人になるまで。」予告編


これまでどんな映画作家も試みたことのない斬新な製作スタイルと、歳月の力を借りながら少年の成長の過程を画面に焼き付けていく、みずみずしい作風が高い評価を受け、米映画評集計サイトのRotten Tomatoesで、驚異の高評価100%を獲得。「21世紀に公開された作品の中でも並外れた傑作の1本」(NYタイムズ)と評される、映画史に残るマスターピースだ。

あどけない少年から凛々しい青年へと成長していくメイソンを演じたのは、12年前にリンクレイターがオーディションで見出した逸材、エラー・コルトレーン。さらに、メイソンの母親役のパトリシア・アークエット、父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレーターも、12年に渡りそれぞれの役の変化と成長を演じきった。



来年の賞レースに向けて、海外サイトでは早くもオスカー予想がスタート。並み居る名作がひしめく中、「6才のボクが、大人になるまで。」は、すでに各部門で最有力候補に挙げられている。

毎年その予想が注目される映画サイト「Indiewire」では、監督賞(リチャード・リンクレイター)の筆頭候補になっており、作品賞、助演女優賞(パトリシア・アークエット)、助演男優賞(イーサン・ホーク)、脚本賞、編集賞など、各カテゴリーにおいて受賞の可能性が高いと伝えています。さらにオスカー予想サイト「Gold Derby」でも、作品賞、監督賞、脚本賞の最有力候補として本作を挙げ、中でも12年に渡り母親役を演じ切ったパトリシア・アークエットは高い確率で助演女優賞を受賞するだろうと各専門家が予想。配給元のIFCフィルムズは、パトリシアがオスカー・キャンペーンに参入することを発表している。(以下参照)

【Indiewire】
//www.indiewire.com/article/2015-oscar-predictions-best-picture
//www.indiewire.com/article/2015-oscar-predictions-best-director
//www.indiewire.com/article/2015-oscar-predictions-best-supporting-actor
//www.indiewire.com/article/2015-oscar-predictions-best-original-screenp・lay-20140826
//www.indiewire.com/article/2015-oscar-predictions-best-film-editing-20140921

【Gold Derby】
//www.goldderby.com/odds/experts/168/
//www.goldderby.com/news/7286/patricia-arquette-oscars-boyhood-entertainment-716429385-story.html

世界が賞賛しているのは、誰も成し遂げたことのない映画作りへのチャレンジと、12年という時間をかけたからこそ、リアルで暖かく、共感できる家族の姿を描いていること。全米での評価も非常に高く、「人生を叙事的に表現、展開した前代未聞の作品。今まで映画を観てこれほど感動したことがあっただろうか?」(ロサンゼルスタイムズ)、「この作品によって、映画とは私たちに幸福感を与え、笑わせ、泣かせてしまうミステリーとパワーをもつのだと気づかせてくれる。飾り気の無い傑作だ」(ローリング・ストーンズ)など、あらゆる批評家、ブロガー、ライターが本作に関する記事を書き続けるほどだ。

公開されて数週間の間は、映画に対する称賛の嵐が続いていたが、現在は賞レースにおいての受賞の可能性を予想する内容でもちきり。その行方に期待が高まっている。



世界が注目する映画「6才のボクが、大人になるまで。」は、11月14日(金)より日本公開。


■ ストーリー

すべての瞬間に、「大切」が宿ってる。

主人公は、テキサス州に住む6歳の少年メイソン。キャリアアップのために大学で学ぶと決めた母に従ってヒューストンに転居した彼は、そこで多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋。周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静かに子供時代を卒業していく。やがて母は大学の教師となり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わる。一方、ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子供を持った。

12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も失恋の苦い味も覚えたメイソンは、アート写真家という将来の夢をみつけ、母の手元から巣立っていく。


■ 公開情報

「6才のボクが、大人になるまで。」
11月14日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

PG12
原題:BOYHOOD
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
出演:パトリシア・アークエット、エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレーター、イーサン・ホーク
配給:東宝東和
(c)2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved. 

公式HP://6sainoboku.jp/
 
4人の俳優が12年にわたって撮り続けた感動の物語! 映画「6才のボクが、大人になるまで。」予告編解禁(2014年8月28日)
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