「フレンズ」デヴィッド・シュワイマーがＯ・Ｊ・シンプソン事件を描く新ドラマでキム・カーダシアンの実父役に

人気コメディ「フレンズ」のロス役でお馴染みのデヴィッド・シュワイマーが、O・J・シンプソン事件裁判を描く注目の新作ドラマで、シンプソンの弁護士団の一人だったロバート・カーダシアンを演じることが明らかになった。

米TVガイドによると、米FX局は19日、名クリエーターとして知られるライアン・マーフィーが製作総指揮を務める新作ノンフィクション・犯罪シリーズ「American Crime Story: The People v. O.J.」にデヴィッドが出演する契約を結んだと発表した。演じるのは、シンプソンの弁護士団の一人で、キム・カーダシアンの実父である故ロバート・カーダシアン。

同作には、すでにオスカー俳優のキューバ・グッディング・Jrがシンプソン役に、ライアンの「アメリカン・ホラー・ストーリー」に出演しているサラ・ポールソンが検察官のマーシャ・クラーク役にキャスティングされている。

「American Crime Story」は、「アメリカン・ホラー・ストーリー」同様、1つのテーマをワンシーズンで描いていく作品になるとのこと。シーズン1は、ジェフリー・トゥービン原作のベストセラー本「The Run of His Life: The People v. O.J. Simpson」を基に制作。アメリカン・フットボールの伝説的選手で、ヒーローとして崇められていたシンプソンが、白人の元妻とその恋人だった男性を殺害した容疑をかけられ、全米が注目する中、裁判で追いつめられながらも無罪を勝ち取るまでを描いていく。