「CSI:マイアミ」デヴィッド・カルーソが告訴される

米CBSネットワークで2002年から放送されている人気ドラマ「CSI:マイアミ」でホレイショ・ケイン役を演じているデヴィッド・カルーソが、元彼女から契約違反罪や詐欺罪等で告訴された。

米Radar.comが報じた内容によると、アメリカ現地時間4月9日デヴィッドの元交際相手リザ・マルケスが、ロサンゼルス上位裁判所にデヴィッドを相手どり和解契約の契約違反罪、詐欺罪、故意に精神的苦痛を与えたDV罪、など複数の罪で告訴申請した。

2人は2004年に出会い交際をスタート。デヴィッドが指輪を贈るなど急速に深い仲となり同年9月に同棲を始めた。しかし、嫉妬からくるモラル・ハラスメントが酷く、リザが嘔吐するほど難詰することもあったという。

裁判所に提出された書類には「最初の妊娠時、中絶するように要求された」「(俳優の)ビリー・ディー・ウィリアムスとセックスをしたいと思っていると非難された」「1970年代のポルノ・コレクションを寝室に隠し持っていた」「デヴィッドとの第2子妊娠中に手をあげられた」「第三者にリザは精神病だと言いふらしていた」と記されている。

リザが第2子を妊娠中にデヴィッドが浮気したことから2人は破局。2007年10月にリザが第二子を出産した後に養育などをめぐる裁判が始まり2008年8月に「デヴィッドがリザへ100万ドル(日本円で約1億円)を支払うということで和解が成立したが、デヴィッドは約束を守らなかったととのことだ。

ニューヨークが舞台の刑事ドラマ「NYPDブルー」でブレイクしたデヴィッド・カルーソは、ネットワークと仲たがいをし降板。スキャンダルなイメージが定着し一時期キャリアが低迷していたが「CSI:マイアミ」で再ブレイクしており、実力派俳優として高く評価されている。
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