美術館に一つだけIKEAの安い絵画を混ぜたら、誰も気づかず「安い店では買えない作品だね」などハズカシイ発言をしてしまう人たち

美術館に、家具販売店IKEAで売られている千円程度の絵画を混ぜてみたら、入場客は気付くかという実験が行われました!

果たして、入場客は高価な絵画と安価な絵画の違いを見分けられるのでしょうか?

美術館に一つだけIKEAの安い絵画を混ぜたのに、誰も気づかない


仕掛け人の男性は、「有名なスウェーデン人アーティスト、「“イケア”ンデュルース」の作品なんですよ」と、イケアの名前をもじって適当に作った架空のアーティスト名を伝えます。

男性は、やって来た入場客に声をかけると、絵画への感想を聞いてみます。

すると「これはどう見ても象徴主義の技法をこらした作品だ」 「うーん、ノスタルジックな感じがするよね」「作者の心の中のカオスを描いた作品だと思うよ」と、多くの人が絵画のデザインがとても芸術的だという発言をします。

すると、仕掛け人は客が絵を完全に美術館の作品であると勘違いしているところに、「いくら位の価値があると思いますか?」と尋ねます。

まさか目の前の作品がIKEAの安い絵だなんて思いもしない人たちは「1000ユーロ以上はするんじゃないかな」「安い店では買えないわよね」と、安い商品だと分かっているこちらからすると思わず笑ってしまうような、高額な予想をします。

そして、そんな入場客に「この絵のすごいところはね・・・IKEAで買ったものなんだ」と本当のことを伝えると、それまで勘違いして深読みした発言をしてしまった人たちは、恥ずかしくて笑うしかありません! また、中には無表情でただ頷いて歩いて行ってしまう人も。

芸術作品の見極めってかなり難しいということと、IKEAの商品がかなりイケてるものだということが分かります(笑)