アヴリル・ラヴィーン、1年におよぶライム病との闘いを激白！ 「私は死ぬんだって思った」

昨年末、ファンとのやり取りの中で体調不良を告白し、表舞台から遠ざかっていたアヴリル・ラヴィーン(30)が、最新のインタビューの中で、およそ1年にも及んだ闘病生活について激白。ライム病を患っていたことを明かした。

ライム病とは、マダニを介してかかる感染症。患部に異常が生じ、やがて不整脈や髄膜炎といった症状に発展することも。北米や日本など、樹木の多い地域によく見られる病気で、特にニューヨーク州周辺で発症例が多いという。

People誌のインタビューに応じたアヴリルは、およそ1年前に、マダニに噛まれたことを告白。「虫刺されがこんなことになるなんて」と、闘病生活について語った。

アヴリルによると、異変を感じたのは、症状が悪化するおよそ1か月前。その後、9月に友人の誕生日を祝うため、ラスベガスへ赴いた際は、もう無視できないほどになっていたのだという。

「ほとんと食事もとれずにいたの。プールに行っても、その場を離れてベッドに横たわるような有り様だった。友人は“どうしたの?”って聞いたけど、私にもわからなかったわ」

「5か月間、寝たきりだったの。息もできないって感じだったわ。話せもしないし、動けない。私は死ぬんだって思った。1週間ずっとシャワーも浴びられなかった。だって歩けなかったんですもの。自分の命が全部、吸い出されてしまうような気分だったわ」

地元カナダのオンタリオにて、長らく療養生活を送っていたアヴリルだが、現在の体調は「80パーセントほど」なのだとか。闘病中は、実の母が看病にやってきてくれたことに加え、「ニッケルバック」のフロントマンで、アヴリルの夫チャド・クルーガー(40)も支えてくれたという。

ようやく回復しつつあるアヴリルは、病気を「目覚まし」と表現。「私、これからはとにかく人生を楽しみたいって思っているわ」と、人生観の変化を語った。