ヴァネッサ・ハジェンズ、父親がガン闘病中であることを明かす 「私はガンという病気を憎みます」

女優ヴァネッサ・ハジェンズ(26)が、父グレッグさんがガンの闘病中であることを明かした。

先月末、父が病気であることを、「パパが元気になるよう祈って」とキャプションをつけた写真で明らかにしたヴァネッサ。8月19日、米ロサンゼルスで開催された「Industry Dance Awards」の授賞式に出席した彼女は、受賞スピーチの中で、父親がステージ4のガンであること、現在、闘病中であることを告白した。米ETonlineが伝えている。

「昨年、私の恋人オースティン(・バトラー)は、母ロリをガンで亡くしました。そして私の父は、いまステージ4のガンを患っています。言わせてください。私はガンを憎みます。私は自分の構成する細胞のひとつひとつから、ガンという病を憎みます」

この日、「ブレイクスルー・ダンサー賞」を獲得したヴァネッサは、「この賞は、私にとって大きな意味を持つもの」としながらも、「私の恋人、彼の母ロリ、私のパパ、ガンと闘うすべての家族に捧げたい」と熱弁。感極まった様子で語った。

「ガンについて聞かれても、2年前の自分なら、うわぁ、最悪、怖い病気よねとしか言えなかった。個人的に、直面したことなんてなかったから」と、以前の自分をふり返ったヴァネッサ。身近な人の死や、父親の無事を祈る気持ちが、ガンに対する彼女の考え方を、大きく変えたようだ。