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ピューリッツァー賞作家リチャード・ルッソが新ドラマの脚本を執筆

2009年9月9日
ミニドラマにもなった「Empire Falls」で、米国ジャーナリズムで最も権威のあるピューリッツァー賞を受賞した作家のリチャード・ルッソが、テレビ・ドラマシリーズの脚本を執筆することが明らかになった。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、リチャードはHBOチャンネルで放送されるタイトル未定のヒューマン・ドラマの脚本を執筆する契約を結んだ。同作品は、2008年にニューヨーク・マガジンに掲載されたデヴィッド フランスの記事を基にしたドラマで、アメリカで最大の天然ガスが埋蔵されているといわれるキャッツキルが舞台だという。

自然保護地区に指定されているキャッツキルには、多くの裕福なニューヨーク住民が豪華なセカンド・ハウスを購入することでも知られている。

キャッツキルに古くから住む貧しい農民たちは、ガスの採掘事業に関連する鉱区使用料権を、ガス会社に次々と賃貸しているため、ニューヨーカーたちは自然を破壊するガス会社の開拓に猛反対している。

リチャードは、地下に眠る大量の天然ガスが、どのように人々の生活を変えていくのか、に興味を抱き、執筆を引き受けたとのことだ。

なお、「Breaking Bad」を手がけたマーク・ジョンソンと「The Loop」のクリエーター、ウィル・グラックがこの作品の製作総指揮を務める。
 
 
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