エマ・ワトソン、ずっと自分自身に興味がなかったことを告白

映画「ハリー・ポッターシリーズ」のハーマイオニー・グレンジャー役で3300万ポンドを稼いだとされるエマ・ワトソン(25)が、アメリカに移住したことにより、自分に自信が持てるようになったと告白した。

エマは、英Porter誌最新号のインタビューで、「25歳になった今、生まれて初めて自意識を持つようになったの。ものすごく快適だわ」と告白。「発言したいなと思うことがあるし、噓偽りのない自分でいたいと思うようになった。公の場での自分とプライベートの自分に、大きなギャップがあるようにわけることもしたくないの」と語った。

また、「わたしが歩む道は大変なものだったけど、振り返れば価値がある経験だったことは確かね」と発言した。

穏やかで大人っぽい印象を持つエマだが、少し前まで、友だちと比べて自分のことをよく分かっていなかったため、苦労したとのこと。「若い頃から、みんなに“どう、思う?”“あなたは誰?誰?誰?”って質問されて」「自分は無力だなって感じたわ。だって、まだなにも分からなかったんですもの。友だちの多くは、ちゃんとした自意識をもっていたのに、ね」

「なにが好きなのか、なぜ好きになるのかが分からなかった。例えば、草の匂いとか、好きな色とか。そういうことが分かっている女友だちのことを、凄いなぁって羨ましく思っていたわ」そうで、「色々なことを自問自答したわ。自分自身に興味がないことを恐ろしく感じたから」と明かした。

エマは2009年に名門ブラウン大学に入学。学生生活は彼女に余裕を与え、自分自身を知るよい機会になったと伝えられている。なお、1年の休学、オックスフォード大学への編入を経て2013年にブラウン大学に戻り、2014年に無事、卒業した。