「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」デイジー・リドリーのオーディションテープが公開！ 迫真の演技にネットは絶賛

昨年公開され全米で歴代興行収入1位を記録する大ヒットとなったSF映画の金字塔「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で、レイ役を演じたデイジー・リドリーのオーディションテープが公開された。

2005年の「スター・ウォーズ エピソード2/シスの復讐」以来、10年ぶりのシリーズ最新作となった「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。“新たな愛と戦い”が描かれた今作の主人公は、シリーズ初の女性。そのキャラクター、レイ役を演じたのは、イギリス出身の23歳の女優デイジーだった。彼女の演技は高く評価され、同役でフロリダ映画批評家協会賞などを受賞している。

そんなデイジーがレイ役のオーディションを受けているテープが、このたび公開された。

【動画】迫真の演技を披露するデイジー・リドリー


このオーディションテープは、アメリカで4月5日に発売されるDVD/ブルーレイに特典として収められているもの。J.J.エイブラムス監督が、レイのキャラクターについて、「傷つきやすく、タフで、スィートで、おびえているという設定」だと説明。レイ役は、新しい役者に演じさせると決めていたそうで、「そんな難しいキャラクターを演じることができる新人を探すのは容易なことではなかった。探すのには本当に苦労した」と語る。

次に共同プロデューサーのミシェル・レイワンが、キャスティング・デレクターたちが、大量の役者たちをオーディションし、何人かの候補を見つけてきてくれたと語る。J.J.も、「本当に素晴らしい役者ばかりだったが、デイジーは特別だった。求めていたキャラクターの要素全てを持つ役者だったからだ」と言う。

続けて、即興で「拷問されているシーン」を演じるデイジーのオーディションテープが流れる。デイジーは、悔しそうに、また、恐怖におののきながらもプライドを保ちながら立ち向かおうとするレイを熱演。涙まで流している。

J.J.は、「途中で中断させて、一定の時間を置いてから再び同じシーンを演じるように指示した」と説明。「デイジーは、2度目も全く同じようにレイそのものを演じたので、本当に驚かされたよ」と語る。

YouTubeで公開されたこの動画は、たちまち80万以上が再生され、5500を超えるいいね!を集めた。また、1000近くのコメントが書き込まれているが、デイジーを絶賛するものばかり。今後の彼女の活躍が楽しみという声も多く上がっている。