ジョニー・デップのDV疑惑擁護の声に妻アンバー・ハードの弁護団が反撃！ 警察にDV被害を届け出

先日、女優アンバー・ハードが、俳優ジョニー・デップとの離婚を申請。次いでジョニーからのDV被害を訴えたが、その後ジョニーを擁護する声が相次いだ。世間からアンバーに対し、「金が目当て」「離婚を有利に進めたいだけ」との厳しい声があがる中、ついに彼女の弁護団が反撃に出た。米The Wrap他複数のメディアが報じている。

5月21日、ジョニーがiPhoneをアンバーに投げつけ警察騒ぎに。その際、ジョニーはアンバーにこの件を黙っていてもらうために金銭を支払う提案もしたが、彼女はそれを拒否。アンバーは週明けの23日に、離婚を申請。そして27日には、裁判所に、家庭内暴力を理由に、ジョニーに対する接近禁止命令を求め、獲得したと報じられた。

その際、アンバーが正式に警察に被害を届けていなかったことで、ジョニー側の弁護士が「アンバーは、DVをでっちあげることで、不当に離婚の金銭的な解決を図ろうとしている」とのコメントを発表。世間もそれに同調する形となったが、アンバー側の弁護団は5月31日、それに反論。アンバーのその時の行為を、ジョニー側が都合よく利用していると声明を発表した。


まずアンバーが警察に事情を話さなかったのは、「自身とジョニーのプライバシーを守るため」と説明。しかし、「ジョニー側の出方により、アンバーはロサンゼルス市警に事実を伝えるほかなくなった」と続ける。というのも、ジョニー側の出方によって、「メディアが、彼女に関する悪意あるデマを流し続けさせるわけにはいかないから」だと理由を述べている。

そして、「何年もの間、ジョニーから心身に虐待を受けていた」と声明文に書いており、ジョニーのDV行為は虚偽ではないと主張。「アンバーは他の多くのDV被害者と同じように行動しただけです。自身が受けた被害は後回しに、加害者のことを思いやったわけなのです」と書いている。

また、「アンバーは家庭内暴力の被害者であり、彼女のこれまでの行為は金銭目的ではありません。アンバーは勇敢で、金銭的にも自立した女性です。ジョニーの無慈悲な弁護団や代理人たちに対し、正しいことをする勇気を示しているのです」と付け加えた。