「ハリー・ポッター」シェーマス役デヴォン・マーレイが、精神疾患を告白 「うつや自殺願望と闘っているんだ」

映画「ハリー・ポッター」シリーズを通して、シェーマス・フィネガン役を演じていた俳優デヴォン・マーレイ(27)が、自身が抱える精神疾患を明らかにした。

以前、「ハリー・ポッター」シリーズで得た高額報酬を浪費し、また所属事務所と係争中と報じられたデヴォンだが、自身が抱える問題はこれだけでないことを告白。10月10日は、WHOも認めた世界メンタルヘルスデー。この日にデヴォンはツイッターを通じ、自身が「ハリー・ポッター」に出演していた10年前から、精神疾患と闘っていたことをツイッターで明かした。



「この10年間、密かに“うつ”との闘いを続けてきました。最近になって公にするようになりましたが、そのことで大きな違いが生まれました」

デヴォンはさらに、今年になって自殺願望すら覚えるようになったことを明かしたが、自身の問題を「心を開いて、周囲に話す」ことによって症状が改善したことを強調。自分と同じくメンタルヘルスに問題を抱える人々に、独りで抱え込まないことの重要性を訴えている。また反対に、「周囲に悩んでいそうな誰かがいるのなら、自分はあなたを気にかけているよっていうことを、その相手に知らせてあげてほしい」と語りかけた。

デヴォンによれば、現在の彼の症状は「ずっとマシになった」とのこと。「冬の間はいつも最悪」としながらも、「今年は(自分の病気を)公表したから、ずっとマシな気分になれると思う」とつづっている。

「ぼくが公表したことで、たくさんの人々の力や助けになったいうことを、とてもうれしく思います。ぼくらはみんな、自分の周りから愛されているし、気にかけてもらっているんだ　#talk(話して)」

さらに彼は、「みんなから寄せられた応援のメッセージにも、感謝しています。ありったけの愛をみなさんへ」とファンへ感謝のコメントを送った。