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クリストファー・プラマー、セクハラ騒動で降板したケヴィン・スペイシーの代役を務める心境を告白

2017年11月14日
ケヴィン・スペイシー / クリストファー・プラマーケヴィン・スペイシー / クリストファー・プラマー
WENN.com
俳優クリストファー・プラマー(87)が、セクハラ騒動で降板したケヴィン・スペイシー(58)の代役を務める心境を告白した。

リドリー・スコット監督の新作映画「All the Money in the World(原題)」に出演し、すでに撮影も終えていたケヴィン・スペイシーだが、未成年へ性的暴行を加えようとしたと告発されたことをきっかけに大炎上。社会的な球団を受ける中で本作から出演シーンが削除されることが決定し、その代役をクリストファー・プラマーが務めることが発表された。

プラマーは、11月12日、新作出演映画「The Man Who Invented Christmas(原題)」のプレミアに出席。Vanity Fairのインタビューにおいて、自身が巻き込まれた降板劇や、ケヴィン・スペイシーについて思うことを明かした。

「彼の身に起きたことは、とても悲しいことだと思っているよ。ケヴィンはとても才能豊かで、恐ろしいほど恵まれた役者だったからこそ、こんなにも悲しいんだ。とても恥じるべきことだよ。わたしに言えるのはそれだけ、だってそうでしかないからね」

シンプルなコメントを述べるにとどめたプラマーだが、スケジュールはそうはいかない。彼は現在、「The Man Who Invented Christmas」のプレスツアーをこなす合間に、「All the Money in the World」の脚本を読み込んでいるという。セクハラ降板でのキャスティングという悲惨な状況にも関わらず、クリストファー・プラマーは極めて前向きな心境を語った。

「この状況は悲しいことで、ケヴィンの身に起きたことを悲しんではいるけれども、だからといってわたしに何が出来る? わたしは役を得た。リドリー・スコットのことを尊敬しているし、彼と映画を撮れることに興奮しているんだ。つまりそういうことだと考えているよ」

奇妙な経緯から出演が決まったものの、クリストファー・プラマーは本作について、「リドリー・スコットと仕事がしたかった。彼はとてもいい監督だし、脚本をとても気に入っている。素晴らしい脚本なんだ」と述べている。本作は、もともと今月16日に予定されていたプレミアを中止にしたものの、12月22日の公開を予定している。
 
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