「ウォーキング・デッド」リック役アンドリュー・リンカーンが、降板後に「もっとも恋しく思う」ものは？

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン9の放送が、ついにスタート。今シーズンで番組を降板するアンドリュー・リンカーン(45)が、ファンへ最後のメッセージを送った。

10月6日、アンドリュー・リンカーンは、ノーマン・リーダス、ジェフリー・ディーン・モーガンら共演者や、プロデューサーらとともに、米ニューヨークで開催されたコミコンに登壇。「涙ながらに声援を送るファン」の前で、番組の思い出や、ファンへのメッセージを語った。

リンカーンいわく、初めてこの番組を特別だと感じたのは、パイロット(試作)版撮影時だったとのこと。「妥協知らず」のフランク・ダラボン監督が「ここには何かある」と話したことを回想している。

また、初めて参加したコミコンでファンのレスポンスに直面したときも、同様にこの番組は“特別”だと直感したことを明かしている。「(ファンとの)相互作用は、何よりユニークで特別だった」としながら、実はいまだにプロモーション活動では緊張することもあるのだとか。しかしファンと過ごす時間は格別だという思いを、「4時間かけて一人ひとりとハグしようか」という言葉で表している。

アンドリュー・リンカーンは、すでにリックとして最後の撮影を終えている。最後の日について、本人は「アメージング」と語った。しかしプロモーション活動は続いているため、降板の実感はいまだに薄いという。「来シーズンは監督として戻りたい」との発言はあったが、演者としての復帰には疑問が残る。「初登場の回を見返したけど、あの顔にアレルギーが出た」と冗談めかして語っている。

ファンによる「降板後、何を恋しく思う?」との質問に、アンドリュー・リンカーンは「こいつらだ」とキャストを指している。「それからアトランタにいるみんな。それにファンもだよ」と、別れを惜しんだ。