キーラ・ナイトレイ、娘はディズニー映画禁止！ 「プリンセスのように王子を待つなんて絶対だめ」[動画あり]

「パイレーツ・オブ・カリビアン」などで知られる女優のキーラ・ナイトレイ(33)が、自分の娘にはディズニー映画を見せないようにしていることを明かした。

キーラ・ナイトレイは、自身が主演のディズニー最新作「くるみ割り人形と秘密の王国」のプロモーションのため、米人気番組「エレンの部屋」に出演。そこでキーラは、娘のエディーちゃん(3)に、「ディズニー映画を全て見せているわけではない」と告白。特に数十年も前に制作された、いわゆる「白馬の王子がプリンセスを迎えに来る」といった内容の映画は、彼女のフェミニズム思考にそぐわないため、禁止しているという。

キーラは「『シンデレラ(1950年代制作)』は禁止。だってお金持ちの男に救出されるのを待ってるって話なのよ。そんなのだめ!自分で自分を救わなきゃ。でも悩ましいのは、『リトル・マーメイド』も禁止しなくちゃいけないこと。この映画は私も大好きだけど、男性のために自分の声を差し出すなんてしちゃいけないわ」と、自分も好きだが娘には見せていないことを明かした。

しかし全てのディズニー映画が禁止されているわけではなく、例えば「ファインディング・ドリー」はキーラ一家のお気に入りだそう。同番組司会者のエレン・デジェネレスはドリーの声優も務めており、「ドリーは最高だよね」と自画自賛し笑いを取った。全てを男性に頼らないプリンセスが活躍する「アナと雪の女王」「モアナと伝説の海」も全く問題なく見せているという。

自身が主役を務めた今回の作品「くるみ割り人形と秘密の王国」は、娘にも堂々と見せられる作品だと語るキーラ。撮影期間の4ヶ月間は「頭からつま先まで全身ラメをまとった」という彼女、撮影から2年経った今でも家からラメが出てきそうだという。「全身ラメの仕事はもう絶対にやらない!」と笑いながら語った。

「くるみ割り人形と秘密の王国」は11月30日から全国公開。

【動画】王子を待つなんてだめ!