「ウォーキング・デッド」アンドリュー・リンカーンが語る、監督転身へのきっかけはグレンの死！ 「目玉」はやりすぎだったと後悔

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン7で描かれた、グレン(スティーヴン・ユァン演)の死は、「やりすぎ」だった?　リック役アンドリュー・リンカーン(45)が、正直な思いを語った。

グレンの死は、とても暴力的なもので、人気の高いキャラクターが迎えたあまりに悲惨な最期は、多くの視聴者に衝撃を与えた。

アンドリュー・リンカーンは、出演者の立場から「グレンの扱いには後悔がある」と、正直な思いをThe New York Timesに対して明かしている。

「スティーヴン・ユァンは自分にとって、とても大切な共演者だったんだ。もしかしたらボーイズグループにいたら、あんな感じなのかもしれない。支え合えるのはお互いだけ。なのに離れざるを得ない状況になってしまう」

「彼の最期には、悔いが残るよ」と語るアンドリュー・リンカーンが特に悔やんでいるのは、「目玉」の演出だ。殴られたグレンの目玉が飛び出す様子は、原作通りに描かれたシーンだが、「B級グロ映画じゃないんだから」と「やりすぎ」を指摘している。

「キャラクターの死を描くとき、とても残酷なものだったとして、でもテイストによると思うんだ。自分なら、きっとマギー(※グレンの妻)の表情を映し続けるようにする。これが監督をやりたいと思った動機なんだ。頭の中で描いてきた映像を、実際に作り上げたい」