「ウォーキング・デッド」アンドリュー・リンカーン主演のテレビ映画を決定！ 三部作としてスピンオフ展開

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」が、スピンオフとしてテレビ映画の制作を決定。番組を降板したアンドリュー・リンカーン(45)が主演となる。

アンドリュー・リンカーンは、現地時間11月4日放送のシーズン9第5話「清算(原題: What Comes After)」にて、番組を降板。長らく演じてきたリック役に別れを告げるかと思いきや、直後、番組を放送する米AMCは、スピンオフとしてリックが主人公となるテレビ映画三部作を制作することを発表した。

スコット・ギンプルはHollywoodReporterに対し、「いまの時点では三部作だが、流動的に考えている」と述べている。また、EWに対して「リックひとりの物語にはとどまらない」と、その他のキャラクターの登場を否定していない。

アンドリュー・リンカーンが「家族とより多くの時間を過ごしたい」との理由で、実はシーズン8の時点でリックが死亡する計画があったことを、ギンプルは明かしている。しかしリンカーンが「まだそのときじゃない」と翻意、「テレビシリーズ以外のフォーマットでリックの物語を描き続けることで、家庭との両立をはかれるのではないか」との結論にいたったと、ギンプルは明かす。

TVLineによれば、三部作はそれぞれが2時間前後の作品になる。リンカーンは1本の撮影に2か月ほど参加する一方で、テレビシリーズ撮影時より、家族と過ごせる時間は増えることとなる。

本作にかける予算は映画級、脚本はスコット・ギンプルが手掛け、2019年初頭にもプロダクションがスタートする見込みだ。現時点では、アンドリュー・リンカーン以外の出演者、および放送時期は不明。また三部作はアメリカ国内ではテレビ映画扱いになり、劇場公開は予定されていない。また、日本国内におけるリリースも未定だ。