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カナダの人気ドラマ「ビーイング・エリカ 」米国リメイク版制作へ

2010年12月23日
カナダの人気海外ドラマ「ビーイング・エリカ 」の米国リメイク版が制作されることが明らかになった。

米TVガイドによると、米ABCネットワークは米国版「ビーイング・エリカ 」を制作する企画を進めている。マギー・フリードマン(「ドーソンズ・クリーク」)が脚本を執筆し、オリジナル版を手がけているテンプル・ストリート・プロダクションのデヴィッド・フォーティエとアイヴァン・シュネーベルクが製作総指揮を務める。

「ビーイング・エリカ」は、何かとついていない32歳の独身女性が、ある日不思議なセラピストに出会い、過去に戻って人生をやり直すチャンスを手に入れるという物語。カナダでは平均視聴者数50万人という高い数字をマークしている人気ドラマであり、アメリカや日本など160を超える国と地域で放送されている。

オリジナルで主人公エリカを演じているエリン・カープラックは、TVガイドのインタビューで、自分ではない誰かがエリカを演じることになると知り、最初は複雑な感情を抱いたと告白。しかし、物語の内容とストーリー構成がきちんとしていれば、きっと素晴らしいリメイク作品になるだろうと思い直し、「ほかの誰かが演じるエリカも見てみたいという気持ちが強くなってきた」と語った。

また、「男性版ビーイング・エリカがあったら面白いだろうなってずっと思っていたの。アメリカ・リメイク版の主人公が男性だったら素敵だと思わない?」「『7th Heaven』でベン役を演じていたジェフ・スタルツが適任だと思う」と語った。

オリジナル版「ビーイング・エリカ 」のシーズン4が制作・放送されるかは未定で、2011年の春に決定される予定。もし、放送が打ち切りになった場合、米国リメイク版の主役を演じる可能性はあるか、と問われたエリンは、「放送局次第だけど、ちょっと変じゃないかしら」と述べるにとどめた。

ABCはこれまでに、コロンビアRCN局の人気テレノベラ「ベティ〜愛と裏切りの秘書室」を米国版としてリメイクし、「アグリー・ベティ」として制作・放送し大ヒットさせた経験がある。果たして「ビーイング・エリカ」の米国リメイク版もヒットさせることができるかどうか、注目される。
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