Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

「デス妻」のクリエイターの次作は保守的な「glee」!?

2011年2月9日
人気海外ドラマ「デスパレートな妻たち」のクリエイター、マーク・チェリーが、現在企画を進めている新作TVドラマ「Hallelujah」について、その詳細を語った。

米TVガイドによると、「デスパレートな妻たち」が2013年に放送終了との噂が出ているなか、クリエイターのマーク・チェリーは「デスパレートな妻たち」でも組んだサブリナ・ウィンドと共に、ABCで放送予定の新たなTVドラマ「Hallelujah」のパイロット企画を進めている。本作は、天使が小さな町に現れるという1947年のケイリー・グラント主演映画「気まぐれ天使」(1996年には「天使の贈りもの」というタイトルでリメイクもされている)にヒントを得た物語になるという。

マークが米TVガイドに語ったところによれば、「デスパレートな妻たち」を手がけた頃は、彼の人生で最も大変な時期だったという。ビジネス・マネージャーにお金を持ち逃げされた彼は、その時の絶望感からウィステリア通りを舞台にした「デスパレートな妻たち」の世界観を生み出した。一方、今度の「Hallelujah」という作品は、テネシー州のハレルヤという架空の町を舞台にしているが、これはマークの感謝の気持ちが込められているという。

「ここ数年、自分の身に起こったことにはとても感謝しているし、驚いているんだ。自分の信仰心や使命について考えるようになったし、そのことをテーマに何か書いてみたいと思った。『デスパレートな妻たち』とは全く違う物語が書きたかったんだ」

そう語るマークは、「Hallelujah」について、視聴者が温かい人間性を信じられるようなドラマにしたいとコメントしている。ストーリーは、善良な食堂のオーナーと町を牛耳る腹黒いビジネスマンの争いを中心に展開。そんな中、町に現れたミステリアスなよそ者がいつしか住民に希望をもたらし、奇跡のようなことを起こすというプロットを考えていると明かした。同時に、「デスパレートな妻たち」のファンが満足できるような“オイシイ、いけない秘密”を隠しているキャラクターも登場させて、善玉と悪玉の闘いを面白く描いていくという。

さらに、オクラホマの田舎町で子供時代を過ごしたことがあるというマークは、このドラマのストーリーテリングにゴスペル音楽を効果的に使うアイディアがあると語り、「“保守的な共和党員向けの『glee』”というべき作品になるかも」とジョークを飛ばした。

マークは、本作をABCの2011-12年放送ラインナップに加えてもらえるよう、4月初めにはクランクインしたいと語っている。キャストはお馴染みのスターと共に、フレッシュな顔ぶれも揃えたいと考えているようだ。「デスパレートな妻たち」で大きな成功を収めたマークが、その感謝の気持ちを込めた新作で、放送局のABCとファンたちに“恩返し”ができるのか、早くも注目を集めている。
{{4}}
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ