「デスパレートな妻たち」エヴァ・ロンゴリアがテレノベラをリメイク

人気海外ドラマ「デスパレートな妻たち」でガブリエル・ソリス役を演じているエヴァ・ロンゴリアが、米ABCが進めている「A Woman Of Steel(スペイン語タイトル:Soy Tu Dueña)」の米リメイク版をプロデュースすることが明らかとなった。

「A Woman Of Steel」は、1995年の人気ドラマをリメイクしたテレノベラ(ラテンアメリカ圏のスペイン語によるメロドラマ)。両親の莫大な遺産を相続した若く美しいヒロインを中心に、テレノベラお馴染みのドロドロした愛憎劇が展開していく。

米Deadlineによると、本作は昨年放送されると、アメリカ国内で放送されたテレノベラの中で歴代No.1となる高視聴率を記録。18〜49歳の視聴番組ランキングでも、英語ドラマの作品にまじって常にトップ10に入るほどの人気を呼んだ。

こうした成績を見て、ABCは「A Woman Of Steel」の米リメイク版制作を決定。2004年から出演してきた大ヒット・ドラマ「デスパレートな妻たち」が、今期シーズン8をもって終了するエヴァが、製作総指揮を務めることとなった。

なお、ABCは、現在、メキシコのメロドラマを翻案してリメイクする「Devious Maids」の企画も進めており、こちらは、「デスパレートな妻たち」のクリエイター、マーク・チェリーが製作総指揮・脚本を務める予定。

実は、これまでテレノベラの米リメイク版はいくつか制作されているが、アメリカ国内で成功を収めることができたのは、ABCが放送した「アグリ・ベティ」のみ。新たなリメイク作で、ABCが「アグリ・ベティ」に続く大ヒットを狙えるのか、その成り行きが注目されている。
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