「オプラ・ウィンフリー・ショー」のXデーが決定

アメリカで強い影響力を持つオプラ・ウィンフリーが司会を務める国民的トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」の最終回が、5月25日に放送されることが明らかになった。

「オプラ・ウィンフリー・ショー」は1986年から続いている、アメリカで最も視聴されているトーク番組。オプラが巧みな話術でゲストの本音を引き出すと評判の番組で、これまで話題の人物や大物スター、政治家、著名人らが出演してきた。

逆境にあるゲストや観覧客に商品券や豪華プレゼントを贈ることでも有名で、感謝祭・クリスマスのホリデーシーズンに放送される特別エピソード「Oprah’s Favorite Things」では、オプラがおすすめする商品を観覧客全員にプレゼント。昨年は、30万円相当のソニー3Dテレビや豪華客船ロイヤル・カリビアン7日間クルーズなどが贈られた。

オプラが「オプラ・ウィンフリー・ショー」で得ている年間報酬は2億6000万(約218億円)。2010年の収入は3億1500万ドル(約264億円)と言われており、最も稼いだセレブだと報道されている。

そんな彼女が、「オプラ・ウィンフリー・ショー」の放送を終了するのは、 2011年1月1日に、自身の放送局オプラ・ウィンフリー・ネットワーク(OWN)を開局したため。5月25日に放送される「オプラ・ウィンフリー・ショー」の最終回は、CM価格が人気TVシリーズ「LOST」「24-TWENTY FOUR-」のフィナーレを超え、30秒で100万ドル(約8400万円)となるだろうと予想されており、OWNが成功すれば、オプラは「オプラ・ウィンフリー・ショー」で得ていたギャラをはるかに超える収入を手に入れるだろうと見られている。
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