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ラップ界のトラブルメーカー! エミネムが今度はレディー・ガガらを猛攻撃

2011年6月14日
エミネムが新曲「A Kiss」の歌詞でレディー・ガガら旬の有名人を攻撃し、話題になっている。

問題の歌詞は「誰かレディー・ガガに言っとけ。郵便局なんか辞めちまっても“オトコオンナ”メール・レディー(mail/male lady)にかわりはないって。あの女とやろうとなんかしちゃだめだぜ、まだついてんだからな。聞いたろ?どうよ、俺の審判」というもの。「post office」(郵便局)がスラングで「ゲイの集まるクラブ」を意味することから、「mail」(郵便物)と「male」(男性)をかけてラップし、両性具有疑惑のあったガガをディスっている。

ヒップホップの世界で「ディスる」と言えば、「disrespect(軽蔑する)」という言葉を短くしたもので、罵ること。ラップがもともと、人種差別や貧富の差、不平等な社会への不満を歌っていることから、多く見られる表現。ひとつのセンテンスの中で二重にも三重にもディスる賢い言葉遊びは、エミネムの得意技で高等テクニックといえる。

エミネムは、ガガの5日間で100万枚以上売り上げたシングル「Born This Way」の歌詞「ドラッグじゃなくて、クイーンになるの」「私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー生き抜くために生まれてきたの。私はこうなる運命のもとに生まれてきたの 」を皮肉り、ガガを「ドッラグクイーンにしか見えない女」呼ばわりするなど、なにかと気に入らないようだ。

【音声のみ】エミネムがレディー・ガガやケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバーを攻撃する新曲「A Kiss」


ほかにも「A Kiss」の中では、ケイティ・ペリーに「誰かケイティ・ペリーに言っとけ。彼がつけ回してるぞって。尾行しているだけじゃなく、自分で自慰行為をしてるかもな」と言ってみたり、ジャスティン・ビーバーと動物のビーバーをかけて「ビーバーがどうしようと、俺には知ったことじゃないけど、とんでもない悪魔だ!腹の中には邪悪なのものが染み出ている」と罵ったりしている。

過去にはディスった有名人から訴えられ、訴訟に発展するなど、エミネムはラップ界のトラブルメーカー。これまでに標的にされた相手は、ウィル・スミスやマイケル・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズ、マライア・キャリーや政治家と…数知れない。

【動画】そっくりさんらも多数出演! エミネムがディスりまくりの「We Made You」PVも合わせてご覧ください。


「We Made You」のPVでは、トラブルの多いシンガー、エイミー・ワインハウスやブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、ジェシカ・シンプソン、さらに、かつて米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリンらが標的となり、そっくりさんも多数登場した。

さて、今回の話題の新曲「A Kiss」が収録されているアルバム「Hell:The Sequel」は、エミネムの盟友であるロイス・ダ・5-9と「バッド・ミーツ・イーヴル」という名義で、アメリカで6月14日(日本では6月22日)にリリースされる。PVはまだ発表されていないが、できるとすれば、どんな風になるのか楽しみだ。
 
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