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「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」B・D・ウォン降板

2011年7月21日
人気海外ドラマ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」でFBIの精神分析医ジョージ・ホワン役を演じているB・D・ウォンが、次期シーズン(シーズン13)の契約を結ばないことが明らかになった。米TV Lineが伝えた。

「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」は、長寿シリーズ「LAW & ORDER」のスピンオフ第1弾として、ニューヨークを舞台に性犯罪を専門に担当する特捜班の活躍を描いたクライム・ドラマ。正義感に燃えるステイブラー刑事(クリストファー・メローニ)と相棒のベンソン刑事(マリスカ・ハージティ)のコンビが人気を博してきたが、クリストファーはシーズン13には出演せず、降板することが決定。マリスカも登場回数を大幅に減らすことを条件に出演契約をし、2人の後釜となる新キャストとして、「コールドケース」のダニー・ピノと、「Chase」のケリー・ギディッシュが、キャスティングされた。

一方、フィン刑事役のアイス・Tは、2年契約更新したことを発表。サブキャストとして人気のあるウォンも、新たに契約を更新して次期シーズンも出演するものと見られていた。

ウォンは、7月18日にTwitter上で、「『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン13に出演するのか?」と問われ、「実はシーズン13には戻らないんだよ!」と告白。続けて、「NBCの新番組『Awake』に出るのさ! 『Awake』は最高だよ!」とツイートした。

今年12月から放送される新ドラマ「Awake」は、自動車事故に遭った警官が主人公。息子を失った世界と妻を失った世界、2つの世界を体験する警官が、どちらが現実なのかわからないままストーリーが進んでいく。ウォンは、どちらかの世界で主人公を治療するセラピスト、ドクター・ジョン・リー役を演じることになっている。

レギュラーが2人も去ってしまうことが明らかになった「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」。しかし、シーズン13では、かつて州地方検事補アレクサンドラ・カボット役を演じたステファニー・マーチと、州地方検事補のケーシー・ノヴァック役に扮したダイアン・ニールが、何話か再登場することが決定しており、古くからのファンを引き止める努力もしている様子。

穏やかだが情熱的でもあるホワン医師がいなくなるのは残念だが、演技派俳優であるウォンの「Awake」での活躍に期待したい。

【動画】「Awake」予告編

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