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ジェリー・ブラッカイマーのリメイク版「ローン・レンジャー」に個性派俳優が続々と出演交渉

2011年7月22日
「CSI」シリーズのクリエーター、ジェリー・ブラッカイマーが手掛けるジョニー・デップ主演のリメイク映画「The Lone Ranger」に、ヘレナ・ボナム=カーター、ドワイト・ヨーカム、バリー・ペッパーが出演交渉していることが明らかになった。

「The Lone Ranger」は、1950年代にTVドラマとして放送された西部劇「ローン・レンジャー」を、アクション・アドベンチャー映画としてリメイクする作品。ジョニーが演じるのはインディアンのトントで、黒い仮面をつけ白馬にまたがるローン・レンジャー役には、「ゴシップガール」などにゲスト出演しているアーミー・ハマーがキャスティングされている。ほかにもトム・ウィルキンソンが腹黒い鉄道王として出演する。

米Hollywood Reporterによると、ヘレナは紳士とも悪党とも取引する売春小屋のマダム役での出演が予定されている。昨年、「英国王のスピーチ」でアカデミー賞にノミネートされたヘレナは、長年交際しているティム・バートン監督の映画「アリス・イン・ワンダーランド」などで、これまでにもジョニーと共演している個性派女優。本作品でもジョニーと息のあった演技を繰り広げてくれるだろう。

グラミー賞を受賞しているカントリー歌手で、「パニック・ルーム」など何作かのサスペンス映画に出演しているドワイト・ヨーカムが演じるのは、悪党ギャングのリーダーでレンジャーを攻撃するブッチ・キャベンディッシュ役。

ケネディ一族の栄光を描いた話題のTVミニシリーズ「The Kennedys」で演じたボビー・ケネディ役が好評なバリー・ペッパーは、陸軍将校役を演じるとのことだ。

注目が集まる「The Lone Ranger」の監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを手がけるゴア・ヴァービンスキーで、10月半ばにテキサスとニュー・メキシコで撮影開始される予定となっている。
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