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「ゴシップガール」レイトン・ミースターに訴えられた母親が逆起訴

2011年7月28日
人気青春海外ドラマ「ゴシップガール」でブレア・ウォルドーフ役を演じているレイトン・ミースターに訴えられていた母親が、レイトンを逆起訴したと報じられた。

レイトンは7月22日、5月に脳の手術を受けた弟の治療費として送ったお金を、無断で美容整形などに使用したとして裁判所に母親コンスタンスを訴えた。裁判所に提出された書類によると、レイトンは弟のために毎月7500ドル(約60万円)を送金していたが、母親はそのお金を使い、美容整形手術、ヘアエクステンション、シワ伸ばしのボトックス注射などを受けていたという。起訴状には、母コンスタンスは薬物・アルコール依存患者であり、弟のために処方された鎮痛剤にも手を出しているとも記載されている。

米E!によると、この訴訟に対抗する形で、母コンスタンスは娘レイトンを相手どり、「レイトンから扶養手当として毎月1万ドル(約80万円)を仕送りするという約束を交わしている。仕送りが遅れるなど、その約束を守らなかった為、自宅が担保に取られ、健康保険も失ってしまった」との訴えを起こした。

裁判所に提出された起訴状によると、母コンスタンスとほかの子供たちは、女優になりたいと願っていたレイトンの夢を叶えるために、これまで自分たちの幸せを犠牲にしてきたとのこと。レイトンの仕事に合わせて、ニューヨークやロサンゼルスに移り住むなど、大変な思いをしてきたという。また、コンスタンスは、レイトンの私立学校や演劇学校の学費として、これまで23万ドル(約1840万円)を使ったと主張している。

家族へ扶養手当として毎月1万ドル仕送りするという口約束については、レイトンの起訴状にも記載されているが、レイトン側はそんな約束などしていないと主張。コンスタンスから、毎月1万ドルを支払わなければ、賠償金300万ドル(約2億3千万円)の訴訟を起こすと脅迫されていると説明し、裁判官がこの約束を有効とみなすかどうか司法判断を仰ぎたいとしている。

母コンスタンスは、麻薬密輸組織に絡んでいたこともあり、素行の悪さで知られる女性。レイトンを出産したときは、麻薬密輸罪でテキサス州刑務所に服役中であった。コンスタンスは、レイトンから瓶で殴られるなど暴力をふるわれているとも主張しているが、世間の同情はレイトンに集まっているようだ。

注目される裁判の日程は、これから決められると報じられている。
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