日本初放送目前の超期待作「シカゴ・ファイア」の魅力を、IMALU＆土田晃之に直撃！ 劇中で演じてみたい役柄って？

全米を席巻する大人気ドラマ「シカゴ・ファイア」が、ついに海外ドラマ専門チャンネルAXNにて日本独占初放送!　5月の先行放送、6月のレギュラー放送スタートに先駆け、4月27日にIMALU、土田晃之が番組について語る特別番組が制作。収録後のインタビューで、「シカゴ・ファイア」の魅力を語ってもらった。

「シカゴ・ファイア」は、シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員たちが、命がけで職務に立ち向かう姿を描くドラマシリーズ。ジェシー・スペンサー(海外ドラマ「Dr.HOUSE」)、テイラー・キニー(映画「ゼロ・ダーク・サーティ」)ら、人気俳優が隊員役で出演するほか、「LAW & ORDER」シリーズを手がけるディック・ウルフが製作総指揮を務めている。アメリカでは2012年に放送をスタートし、現在までに4シーズンが放送。また、「Chicago P.D.(原題)」、「Chicago Med(原題)」といったスピンオフ作品も制作される人気シリーズだ。

AXNで放送される『今、最高に熱いヤツらがやってくる!「シカゴ・ファイア」上陸SP』と題されたスペシャル番組では、番組の見どころ、トリビアはもちろん、出演キャストの特別コメントを紹介。さらに日本とアメリカの消防隊の違いなど、ためになる豆知識満載の内容となっている。


――収録を終えて、改めて「シカゴ・ファイア」という作品の魅力はどんなところにあると思いましたか?

IMALU「毎回、出動する現場が違うんです。ダイナミックな事故現場もあれば、酔っぱらったバーのお客さんとか、料理中に出ちゃった火とか、いろいろな現場があって、消防士って火を消すだけじゃなくてこんな現場にも行くんだ、こんな現場もあるんだ、という点が観ていて楽しかったです。あとは消防士さんのムキムキの肉体が見られるのが(笑)　女子としては、Tシャツを脱ぐシーンのたびにキャッって、ドキってする。そこは女性としては得する、ワクワクするシーンかなと思います(笑)」




土田「お金のかけ方が違うんですよ。ハリウッド映画でも観ているかのような感じで。映画って1時間半くらいで終わっちゃうから、もっとこのキャラクターのサイドストーリーを知りたいって作品がいっぱいあると思うんです。そういう意味で、(本作は)24話分、たっぷり観られるんですよ。1時間半の映画と比べて、24時間あると思えばすごくお得。規模の大きい話とか、いい話がいっぱいあるし、より細かい人間関係も描けると思うので、すごくいいと思います」





――海外ドラマファンだというIMALUさんが思う、本作の魅力って?

IMALU「私は『セックス・アンド・ザ・シティ』や『ゴシップガール』のように女子受けのいい作品も、『ウォーキング・デッド』や『LOST』のような現実味のない作品も観るんです。『シカゴ・ファイア』は、人間だけが登場する、消防士という身近な職業を扱うリアリティのあるドラマ。こういった作品に、久々にハマったなと思っています。消防士だから火を消すという単純な話ではなくて、さまざまなシチュエーションでの人間ドラマが描かれていて、恋愛だけではなく、警察と消防のバトルなどもリアルに描かれていて、勉強になったし楽しかったです」


――消防士つながりで、土田さんは映画「バック・ドラフト」(1991)がお好きだそうですが、こういった作品の魅力はどこにあると思いますか?

「単純に、命をかけて仕事をしている姿が格好いい。映画もドラマも、登場人物が死ぬじゃないですか。身の回りで起きたら嫌ですけど、物語としては仲間が死ぬとか相当ドラマチックなことが起きるし、消防士は現実的な仕事だと思うので、リアリティがそこにある。われわれの周りにはドンパチ事件も、宇宙からエイリアン的なものが来ることもないけれど、消防士という仕事はリアル。男の友情や、正義感も描かれるし、そういう意味でかっこいいんだと思います。ドラマや映画の中だから、そういう部分も前面に出る。実際には防火服もすごく臭かったりするかもしれないけどね(笑)」


――好きなキャラクター、共感できるキャラクターは?

IMALU「やっぱりセブライド(テイラー・キニー演)は、どうしてもイケメン過ぎちゃって。まばたきもしたくないくらいずっと見ていたい!　イケメンなところはもちろん、キャラクターとしては悩んでいるところも見られます」
「女子目線でいえば、シェイ(ローレン・ジャーマン演)とドーソン(モニカ・レイモンド演)のコンビ。女の子としては、イケメンに囲まれている美女にはどうしても嫉妬しちゃうものなんですけど、このコンビはとてもかっこいいので、仕事もテキパキ命をかけてやっている姿を観ていると、すごいかっこいい!って目線で観ちゃう。女心も描かれたり、共感できるところもあるので、好きです」




土田「ガンダムもそうなんですけど、自分が若ければ主役のような立ち位置のキャラクターに共感したりもすると思うんですよ。だんだん自分が中間管理職とかベテランになってくると、おじさんたちの魅力に目が行くんです。そういう意味でランバ・ラルってガンダムのキャラが好きだったりするんですけど、(今作では)ボーデン大隊長(イーモン・ウォーカー演)。現場に出なくとも仕切って、若いやつらを活かす、まとめるおじさんのかっこよさ。若者は若者でやってて、恋愛とかどうぞどうぞ!って(笑)」





――もし、今作へ出演する機会があるとすれば、どういった役柄を演じてみたいですか?

IMALU「セブライドに人工呼吸をしてもらう、死ぬか生きるかギリギリの役。でもレディー・ガガ※に怒られちゃいますかね(笑)」

土田「ぼくはシカゴ市長。全然、英語しゃべれない、片言じゃん、よくコイツ市長になったよね!みたいな、ちょっとひっかかる役。日本から来た消防士なんてありきたりだしね」

※レディー・ガガは、ゼブライド役を演じる俳優テイラー・キニーの婚約者




――番組では、レスキュー隊と、はしご部隊の対立も見どころになっていますが、つい肩入れしてしまうのは?

土田「レスキュー隊の方が選抜部隊で、より上なんでしょ?　そうなると、ぼくははしご隊に行きたい。エリート嫌いだから(笑)」

IMALU「私もはしご隊。ドラマの中では(レスキュー隊が)ちょっと上から目線になっているのが、ちょっと違うのかなって。戦っているのはみんな一緒でしょ?」

土田「嫌味が言いたいよね。(劇中に登場する)“最後に来て、最初に帰るのがレスキュー隊なんだ”とか、ああいう台詞が言いたい(笑)」


――IMALUさんはいろいろなジャンルの作品を観られているということですが、特におすすめの層は?

IMALU「この作品はあまり偏っていないので、いろいろな年代の方が観ても、興味深いストーリーがあるんじゃないかと思います」

土田「万人受けしそうだもんね」

IMALU「消防士の存在は知っていても、細かい活動だとか、こんなことされているんだなぁとか、すごく興味深いことがたくさんあると思います。私は『ウォーキング・デッド』が大好きなんですけど、ゾンビ好きって偏るじゃないですか。でも『シカゴ・ファイア』は、誰が観てもおもしろいと感じられる作品なんじゃないでしょうか」


(インタビュー、終わり)



■放送情報


「シカゴ・ファイア」　海外ドラマ専門チャンネルAXNで日本独占初放送
第1～3話　先行放送:5/4(水・祝) 10:50PM～
レギュラー放送:6/23(木)10:00PMスタート予定
特番:今、最高に熱いヤツらがやってくる!「シカゴ・ファイア」上陸SP　4/27(水) 10:00PM他