「アントラージュ」キャスト&製作者が番組への思いを語る、映画化は確定か!?

アメリカで7月24日にスタートしたシーズン8で放送終了になる人気海外ドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のキャストとプロデューサーたちが、TCAプレス・スターのパネルインタビューで、同番組への熱い思いを語った。

米Hollywood Reporterによると、28日にカリフォルニアのビバリー・ヒルトンで開催されたTCAプレス・ツアーの「アントラージュ」パネルインタビューに出席したエイドリアン・グレニアー(ヴィンス・チェイス役)は、「(終わると知ったときは)胸がいっぱいになって言葉が出なくなったよ」「僕らは8年間、共に誇れるものを作ってきたしね」と正直な気持ちを明かした。

ジェレミー・フェレーラ(タートル役)も「自分にとって、この番組が終わってしまったことは、甘くほろ苦い感じ。また、こんな経験をする日が来るのかなって思わずにはいられない」と明かした。

番組クリエーターのダグ・エリンは、シーズン8の脚本執筆に着手する前に、製作総指揮者のマーク・ウォールバーグと、どのような最期にしようか、じっくりと話し合ったと告白。「視聴者に、"彼らと一緒にいるのは本当に楽しい。もう会えなくなるだなんて、寂しくなるなる"って思ってもらえるような要素を取り入れよう、ということで一致した」と語り、その言葉を聞いたキャストたちは一同にうなずいていた。

なお、ファイナル・シーズンの撮影は数週間前に終了しており、最終日には大勢の人が集まったという。ジェレミー・ピヴェン(アリ・ゴールド役)は、「まるで暴動の中、撮影を行っているようだった」と回想していた。また、撮影セットから記念品を獲得したことも明かし、ケヴィン・コナリー(エリック・マーフィー役)はEのペーパーウェイトを、ジェレミーはアリの金の腕時計をもらったと楽しそうに語っていた。

気になる映画化についてだが、ダグとマークは、「映画版『アントラージュ』は制作する」と表明。「問題は、いつ作るのか、どれだけ早く作れるのかだ」と述べた。

ハリウッドで成功を収めた若きイケメン俳優と、マネージャーを務める親友、売れない俳優の兄、音楽プロデューサーらの友情を描いた「アントラージュ」は、ハリウッドの裏事情を赤裸々に描いたドラマとして大ヒット。豪華ゲストがさりげなく出演したり、業界人御用達の店や常連レストランなどが登場することで放送当初から注目を集めてきた。果たして本当に映画化が実現するのか、注目だ。
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