クリスチャン・スレイター「Breaking In」放送継続へ

クリスチャン・スレイター主演のコメディ・ドラマ「Breaking In」の放送が継続されることになった。

米Deadlineによると、「Breaking In」の放送局FOXは、シーズン2をミッドシーズンに放送することをほぼ決定し、新たに13話の制作を発注するとのこと。

FOXは、5月10日に来シーズン(2011-12年)のラインナップを発表した際、「Breaking In」の放送を打ち切ることを発表していた。しかし、その後、それを撤回し、制作プロダクションのソニー・ピクチャーズTVと、同番組のシーズン2を制作する可能性について、話し合いを続けていた。

「Breaking In」は、視聴率ナンバーワンの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のオンエア直後に放送され、高視聴率を獲得。主演のクリスチャンが、青春スターだった頃を彷彿とさせるコメディ演技で、ハイテク警備会社のボスを好演、VFXやスタントを使った斬新な“ハイテク演出”も人気を集めていた。

実は、「Breaking In」が息を吹き返すのはこれで2度目。パイロットが視聴者の人気を得ていたにもかかわらず、FOXはいったんシリーズ化を見送り、後にソニー・ピクチャーズTVの粘り強いアプローチで、シリーズ放送が決まったという経緯がある。

2度の不運を乗り越えて、ようやくシリーズ継続が決まった「Breaking In」。ぜひ日本での放送も期待したいところだ。
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