カツラに名前をつける!? 歌姫アデルの意外な素顔に迫る

第54回グラミー賞で6冠の快挙を達成した人気歌手のアデルが、米CBSの人気ドキュメンタリー番組「60 Minutes」に出演。豪邸で生歌を披露したほか、料理を作るなど、知られざる素顔を公開し、話題になっている。

アデルがイギリスの片田舎に借りているのは、茶色い外壁がシックな一軒家。「60 Minutes」で、ニュースキャスターのアンダーソン・クーパーが豪邸を訪問すると、アデルは23歳とは思えないような貫禄で登場し、「Rolling in the Deep」をアカペラを披露した。

【動画】アデルが「Rolling in the Deep」をアカペラを披露


家が広すぎるのか、家具が少ないのか、何やら殺風景な家の中を歩く2人。どこへ行くのかと思ったら、たどり着いたのは、なんと寝室ではないか。しかも、ベッドの上には、常に付けているというカツラが無造作に転がっている。

どうりでいつも後頭部が大きいわけだ。後頭部用のカツラは複数あるようで、アデルはそれぞれに名前を付けているという。これにはアンダーソンも目を白黒させていた。

続いて2人はまるで料理番組のスタジオのように片付いたキッチンへ。アデルが料理番組のようにノリノリでカップケーキを作っていた。

自らVogue誌で「料理好きで、よく笑い、SEX上手な良い彼女」と公言しているアデル。こうして彼氏で、イギリスでミネラルウォーター会社を経営するサイモン・コネッキにも料理をふるまっているのだろうか。

【動画】アデルが豪邸を公開


ヘアメイクをチェンジして2人は、アデルがデビュー前に働いていたというレコード店「ROUGH TRADE」を訪れた。アデルがどんな音楽を聴いていたのかも気になるところだが、憧れのアーティストはビヨンセだという。

2度目にグラミー賞で会ったときに、ビヨンセが自分の名前を覚えていたくれたのが、涙が出るほど嬉しかったと語っていた。

力強い歌声で世界をうならせる歌姫は、意外にもちょっとユニークな素顔を秘めていた。