「ダウントン・アビー」米でも人気沸騰でシーズン5まで続く?

英ITV放送の「ダウントン・アビー ～貴族とメイドと相続人～」が、メインキャストたちとシーズン4・5までの契約交渉を進めていると報じられている。

「ダウントン・アビー」は、20世紀初頭のイギリスを舞台に、“ダウントン・アビー”と呼ばれる大邸宅に住む貴族の一族の愛憎劇を描いた大河ドラマ。これまで2シーズンが放送され、今年のゴールデン・グローブ賞ではミニ・シリーズ・TVムービー部門・作品賞を受賞している。

現在、「ダウントン・アビー」はシーズン3の制作に入っているが、その先のシーズン更新について、英ITVからはまだ何の発表もなされていない。しかし、米TV Lineは、グランサム伯爵ロバート役のヒュー ・ボネヴィル、グランサム伯爵夫人コーラ役のエリザベス・マクガヴァーン、長女メアリー役のミシェル・ドッカリー、メイド長アンナ役のジョアン・フロガット、伯爵付従者ベイツ役のブレンダン・コイルが、すでにシーズン4・5までの契約交渉を進めていると報じた。

一方で、先代の未亡人バイオレットを演じるマギー・スミスほか数人の重要なキャストが、まだ契約交渉を始めていないという報道もあるが、アメリカでも人気が盛り上がっている「ダウントン・アビー」が、将来的にシーズンを重ねていくことを視野に入れているのは間違いないだろう。

本作はハリウッド俳優たちの間でもファンが急増中で、人気海外ドラマ「BONES-骨は語る-」のシーリー・ブース役で知られるデヴィッド・ボレアナズがTwitterで出演志願。「CSI:科学捜査班」のテッド・ダンソンもインタビューで、妻のメアリー・スティーンバージェンと共に番組ファンだと告白し、2人で番組に出演できたら夢のようだとラブコールを送っている。

なお、シーズン3では、アメリカに住む親戚がダウントン・アビーにやってくる展開になるとのこと。グランサム伯爵夫人コーラの母親役を、シャーリー・マクレーンが演じる予定で、マギー・スミスとのオスカー女優対決が期待されている。

アメリカではPBSで放送されている「ダウントン・アビー」は、先月放送されたシーズン2最終話が540万人の視聴者を獲得、PBSにとってこの3年で最高の視聴率を記録している。