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過激コメディアン・サシャ、新作「ディクテーター」ひっさげロンドンで大暴走

2012年5月14日
ロンドンで行われたプレミアイベントに登場したサシャ・バロン・コーエン
Ben Pruchnie/2012 Getty Imagesロンドンで行われたプレミアイベントに登場したサシャ・バロン・コーエン
Ben Pruchnie/2012 Getty Images
ゲイのファッション評論家を演じた「ブルーノ」やカザフスタン人のTVリポーター役を演じた「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」など風刺のきいたコメディー映画への出演を得意とする俳優、サシャ・バロン・コーエン。前述の作品で主演、脚本、制作などを一手に引き受けてきたサシャが新たに手がける過激コメディ映画「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」のワールドプレミアイベントが5月10日(現地時間)、ロンドンにて行われた。

【動画】サシャの過激っぷりに注目「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」R指定トレイラー


イベント当日はあいにくの雨の中、会場には1,500人にも及ぶ熱狂的なサシャファンが集まり、映画の舞台となるワディヤ共和国の国旗を振りながら“アラジーンコール”を発するなどサシャの登場を今か今かと待つファンで埋め尽くされた。そして、オレンジ色のランボルギーニに乗ったサシャが、セクシーな女性護衛軍団を従え、レッドカーペットに登場するやファンの興奮は最高潮に達し、会場は大きな歓声で埋め尽くされた。

過激な発言をしたり、あらゆる問題を皮肉ったりといったスタイルが持ち味のサシャはアメリカで行われた第84回アカデミー賞授賞式の開催直前のレッドカーペット上にて、故・金正日総書記の遺灰にみたてた粉をぶちまけたり、2009年に行われたMTVムービー・アワードでは天使の格好で宙づりパフォーマンスをしている最中に歌手・エミネムの顔面にお尻から落下したりなど映画の宣伝ではあるが何かと話題に事欠かない人物。

【動画】レポーターに突然「遺灰」をぶちまける


この日、行われたイベントでも案の定、「ロンドンは素晴らしいところだ。王室も大好きだ。実はダイアナ妃との間に、ハリ? という子供がいるんだ」と衝撃告白。また、「母親から白人の風貌を受け継ぎ私のナチスのような抑圧的な考えが遺伝したようだ」と発言した。一方、「日本にも是非行って、歌って踊った後に、処刑の場面を目撃したい。民主主義に反対する時が来た。独裁者は今では抑制された少数派となってしまった。西側に死をもたらすべきだ!」と日本へ向けてもサシャらしいコメントを発した。

5月16日の全米公開を皮切りに世界各地での公開を目前に控える「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」。今回、サシャが演じるのは自由の国・アメリカで身元不明となってしまった世界で1番キケンな独裁者役。自身に襲いかかる人生最大の試練と恋模様を描いた爆笑珍テロ・コメディ。監督には『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で、サシャとコンビを組んだラリー・チャールズが再びタッグを組む。共演には、コメディ映画の演技に定評のあるアンナ・ファリスやジョン・C・ライリー、ベン・キングズレー、ミーガン・フォックスなど、多彩な俳優陣が出演しているところも見逃せない。

『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は、9月7日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか、全国にて順次公開。
 
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