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売れっ子クリエイターJ.J.エイブラムス、オスカー候補になった映画監督と新作ドラマを制作

2012年9月25日
映画「SUPER 8/スーパーエイト」、人気海外ドラマ「FRINGE/フリンジ」など、多くのヒット作を手がけているJ.J.エイブラムスが、映画「トゥモロー・ワールド 」のメキシコ人監督アルフォンソ・キュアロンと共同でプロデュースする新作ドラマのパイロットが、米NBCで制作されることが明らかになった。

米Deadlineによると、ワーナー・ブラザーズ・テレビジョンとJ.J.の制作スタジオBAD ROBOTプロダクションが共同で制作する、タイトル未定の新作ドラマのパイロットを、NBCが制作発注したとのこと。同作は、不思議な力、いわゆる超能力を持つ少女が主人公の物語。服役したことのある前科持ちの男性が、少女を捕えようとする追っ手から守るというというストーリーだという。

アルフォンソはパイロットを監督し、映画「勇者たちの戦場」を手掛けたマーティ・フリードマンと共同で脚本を執筆する。製作総指揮はJ.J.、アルフォンソ、マーティと、J.J.の右腕であり「LOST」「FRINGE/フリンジ」などを共に手掛けてきたブライアン・バークの4人が共同で務める。

なお、この作品は、BAD ROBOTプロダクションにとって、今シーズン放送局が購入し、パイロットを発注した2作目の作品となる。1作目は、「FRINGE」のショーランナーであるJ.H.ワイマンが脚本を執筆するロボット警察ドラマで、FOXが発注している。

現在、BAD ROBOTプロダクションが手掛ける作品で放送されているものは3つ。シーズン5で放送終了が決定している「FRINGE」と、昨年秋から放送開始したサスペンス・ドラマ「Person of Interest」。そしてNBCで今月17日に放送開始された新作映画「Revolution」だ。「Revolution」は初回、高視聴率をマークし、好調な滑り出しとなった。
 
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