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「ウォーキング・デッド」シーズン4更新決定も二代目ショーランナー降板! 「意見の相違」[ネタバレ]

2012年12月22日
※「ウォーキング・デッド」シーズン3についてのネタバレがあります。


全米で非常に高い人気と視聴率を誇る人気ドラマ「ウォーキング・デッド」の来期シーズン4の放送が決定した。同時に、番組のショーランナー(制作総責任者)であるグレン・マザラが、シーズン3をもって降板することが明らかになった。同番組を放送するAMCが12月21日発表した。

AMCとマザラの共同声明は次のように述べている。

「両者は、番組の方向性について意見の相違があることを確認し、別れることがベストだと結論しました」
「この判断は友好的なもので、グレンはシーズン3の後半も引き続き製作総指揮、ショーランナーとしてポストプロダクションにかかわってもらいます」


またマザラ自身の声明として次のコメントが発表された。

「『ウォーキング・デッド』のショーランナーはすばらしい経験でした。しかし、シーズン3の撮影を終了した後、前に進むべきだと考えました」
「私は自分のやり方でストーリーを描き、ファンのみなさんから想像を超える共感をもらいました。もうこれ以上の喜びはありません。この旅を応援してくれたみなさんに感謝します」


「ウォーキング・デッド」は、米AMCで2010年よりスタート。シーズン1は、クリエイターのフランク・ダラボンが務めたが、シーズン1終了をもって降板。二代目ショーランナーとして番組を引き継いだのが、グレン・マザラだった。

グレンは、鮮烈なデビューをかざったシーズン1の勢いを引き継ぎ、シーズン2、3とさらに視聴者数を伸ばしていく。12月2日に放送された回(第8話「Made to Suffer(原題)」)は、リピート放送を含め1520万人の視聴者を記録。米ケーブル局で放送されるドラマとしても史上最高の視聴者数を更新した。

一方で、シーズン3においては、早い段階で主要なキャラクターを死なせてしまうなど、ストーリーを展開するスピードが速すぎるという批判も受けていたようだ。11月、米TVガイドの取材でマザラは次のように述べている。

「昨年(シーズン2)、我々は番組の進行が遅いと批判されました」「今年はスピードアップしました。すると、ストーリーを速く進めすぎているという批判がありました。番組進行のペースについて、みんながさまざまな意見をもっているようです。ショーランナーとして私はどのように進めるのがベストか、もっともリアルか、と言うことを考えて作ってきました」

マザラの後任はまだ発表されていない。
 
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