人気歌手アダム・ランバートが映画「レ・ミゼラブル」を批判! 「上手く歌える俳優を使って」

人気歌手アダム・ランバートが、現在、世界でヒット中の映画「レ・ミゼラブル」を批判するコメントをツイッターに投稿した。

「レ・ミゼラブル」は、アン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロー、アマンダ・セイフライドらが出演する話題のミュージカル映画。この作品を観たアダムは次のようにツイートした。

「レ・ミゼラブル: 映像的にすばらしいし演技も感動的だ。でも、楽曲は歌手の“ふりをして”歌う偉大な俳優たちのおかげでヒドイことになっている」

同作を監督したトム・ハーパーは、撮影の際、俳優たちに実際に歌わせる手法を選んだ。あらかじめ録音しておいた音に合わせて口を動かす、いわゆる口パクは使わなかったわけだが、アダムはそれを気に入らなかったようだ。

アダムは、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーター、サシャ・バロン・コーエンらのパフォーマンスはすばらしく、例外だとしながら、次のように批判を続ける。

「現場で歌を収録するのはいいことだけど、あのキャストだったら歌をスタジオで録音しておいてボーカルを加工すべきだった」

「ボーカルは無視してストーリーに集中しようと思ったんだけど、歌が気になって入り込めなかったよ」

「業界の人は“この俳優たちはライブで歌ってすばらしい”とほめるだろうけど、僕は、本当に上手に歌える俳優を使ってよと思う」

と、このようにかなり手厳しいコメントを連発。今、大ヒット中の映画だけに、さっそくネット上やメディアでは大きく騒がれている。

それに対応してアダムは少しフォローするようなツイートもしている。

「厳しいことを言ってすいません。でも本当なんです!」

「みんながこのことについて議論してくれてうれしいです!僕はこのミュージカルを観て育ったから、期待も高いんだ。ネガティブな態度をとっているわけじゃないんだ」

「もう一つ言っておく:　アン・ハサウェイのパフォーマンスはぜひ観てください。息をのむほどすばらしいから」

「レ・ミゼラブル」の俳優や関係者からのコメントはまだ出ていない。