「スター・トレック」Ｃ・パイン、Ｚ・クイントらが和太鼓で日本の夏を満喫！ 続編のうれしいニュースも

J.J.エイブラムス監督最新作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のジャパンプレミアが13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、来日中のJ.J.エイブラムス監督とキャストのクリス・パイン(カーク船長役)、ザッカリー・クイント(スポック役)、アリス・イヴ(キャロル役)、そしてプロデューサーのブライアン・バーグが舞台挨拶を行った。

劇場前で行われたレッドカーペットならぬ、エンタープライズ号カラーの“ホワイトカーペット”では、監督とキャスト3名が数多くのファンに出迎えられ、サインをしたり一緒に写真を撮るなど、ファンとの交流を楽しんだ。

舞台挨拶では、クリス、ザッカリーらがJ.J.に一人ずつ紹介されて登壇。客席の間を通った際、クリスは近くのファンとハイテンションで握手し、ザッカリーは客席に向けてカメラを向けたりするなど、舞台挨拶始めからノリノリな様子。



J.J.は「日本に戻ってこれてとっても嬉しい、引っ越したいぐらいだ」と登壇早々に日本好きをアピール。本作では“超イケテル”、ぶっ飛びのスゴいスポックを演じているザッカリーは世界で最も長くお待たせして申し訳ないとしながらも、「僕たちが楽しくつくった本作を紹介することができて嬉しい」と来場したファンが映画を楽しんでくれるのが待ちきれないようだった。

「才能があって、ハンサム。僕にとっては悪夢みたいだ」とJ.J.に紹介されたクリスも「大好きな都市のひとつである東京に戻ってこれて嬉しい。何度も何度も何度も観てください」と本作を繰り返し観てほしいと自信をもってアピールした。

「スタトレ夏祭り」と題された今回のジャパンプレミアは、日本の夏にふさしい“祭”をイメージして企画され、本作のテーマソングが、創作和太鼓集団「和太鼓破魔」により和太鼓で披露されるなど粋な演出が施された。

会場に鳴り響く和太鼓の力強い響きに来日キャストらは感動した様子。バチを渡され、和太鼓の演奏を勧められると、初の和太鼓演奏に超ノリノリ。J.J.は青の法被(はっぴ)に着替え、気合の演奏を行った。ザッカリーに至っては、「破魔」の指導を受けている最中から、太鼓を叩きたくてソワソワ。和太鼓と向き合い、とびきりの笑顔でポーズを取ったりするなど、一番楽しんでいる様子だった。



そして、今回のジャパンプレミアでは、プロデューサーのブライアンからトレッキー(スタトレファン)が喜ぶニュースも飛び出した。なんと、続編企画が既にスタートしているというのだ!「来年には撮影を開始して、2015年には公開できるようになればと考えています」と会場のファンに明かした。アリスも「是非とも次のスタトレ作品をつくりたい」と今回の舞台挨拶で続編に乗り気な様子。これには、会場のファンも大盛り上がりで、期待を煽るものとなった。

今回のジャパンプレミアには、本作で通信士ウフーラの日本語吹き替えを担当した栗山千明とお祭り男であるオリエンタルラジオの藤森慎吾もゲストとして駆け付け、“スタトレ夏祭り”を更に盛り上げていた。

「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は8月16日(金)、17日(土)、18日(日)、お盆先行公開、8月23日より全国公開。